効率的なクラウドインフラ管理のためにIaCアプローチを活用する
本記事は現在開催中の新人向け連載に向けたものです。 ここでは、いち早く新人から脱却するための第一歩として、IaC(Infrastructure as Code)ツール導入のメリットや簡単な使い方を紹介します。 今やクラウド環境は当たり前の時代になりました。 クラウドといっても、昔は仮想マシンを作成してその中にアプリケーションや依存する各種ソフトウェアを構成するオンプレミス環境と同じような使い方が多かったです...
記事を読む新人さんに捧げる、やさしく楽しく解説するソフトウェア開発のプロジェクト用語(後編)
前回 は用語を半分解説したところで終わったので、今回はその後編として続きを説明していきます。 とあるプロジェクトのメール(再掲) # まずは前回のとあるプロジェクトのメールを再掲します。 プロジェクトが開始されるのに伴いキックオフを行います。ついては皆さんの参加をお願いします。 開発のスコープは調整中でしたが昨日ステークホルダーと決定しました。 進捗は線表をもとに管理していきます。決定したスコープをもとにまずはスケジュールの作成からお願いします。システムのカットオーバーは来年の3月末です...
記事を読むGoogle Apps Scriptを使ってAWS管理コンソールにアクセスする
こんにちは、庄司です。 過去の記事の中で Google Apps Script (GAS) を使って AWS にアクセスするコードを説明してきました。過去の記事では XML のパースや署名のためにサードパーティのライブラリを利用するため、パッケージングに Webpack を使っていました。 この記事では、サードパーティのライブラリを全く使用せず、したがって GAS のエディタを使ったコーディングだけでAWS管理コンソールにアクセスする方法を説明します...
記事を読むメーカーでのアジャイル、ウォーターフォール、そしてV字モデル:誤解を解き明かす
はじめに # 開発手法の選択はプロジェクトの成功に直結します。 私自身はアジャイル専門のコンサルタントではありませんが、メーカーでの開発プロセス改善のコンサルの中でアジャイルの導入も行っています。その中で、アジャイル、ウォーターフォール、V字モデルはよく誤解されがちな概念です。 この記事では、これらの違いと適用の際の考慮点について、私の個人的な経験と具体的な事例を交えて解説します...
記事を読むGitHub ActionsのセルフホステッドランナーとしてAWS CodeBuildを使う
今や代表的なCI/CDサービスとなったGitHub Actionsですが、去年そのワークフロー記法がAWS CodeBuildでも使えるようになりました[1]。 ただし、ここではあくまでパイプライン自体はCodeBuildのジョブとして動作します。このため、githubコンテキストが利用できなかったりGitHub Actionsのマーケットプレイス利用にも一部制限がありました[2]。 そうした中で、最近(2024-04-24)AWSから以下のリリースがありました...
記事を読むスクラムガイドから読み取る「スプリントの中止」
はじめに # アジャイルグループの石田です。今回は、中々話題にあがりにくい「スプリントの中止」に関する話題です。 開発のリズムを大切にするスクラムの中で、そのリズムの要となるスプリントを途中で辞めるのはもちろん可能な限り避けたいものです。スクラムガイド2017では、「スプリントの中止がチームのトラウマになってしまうこともある」とさえ言っています。 とはいえ、やむを得ない事情というのはどんなプロジェクトにもあるもので、そういう時のことを事前に考えておくことも大切なことです...
記事を読むVS Code のキーマップを拡張を使わずカスタマイズしてみよう
はじめに # 新年度になったと思ったらもうゴールデンウィークですね。 突然ですが皆さんはどんなコードエディタを使っているでしょうか。今時は大体 Visual Studio Code (VS Code)ですよね。VS Code には色々な拡張が提供されており、自分好みの環境を構築できます。Vim や Emacs 風のキーマップを実現する拡張もあり、これらのエディタを使っていた人もスイッチしやすくなっています...
記事を読むExcelを使って簡単にオープンデータを分析する
少し前までは防寒着が手放せなかったのですが、すっかり暖かくなりましたね。外に出るとピカピカのランドセルやパリッとしたスーツを身に纏い、新生活に心躍らせていそうな人の姿が目にも眩しく映ります。今でこそマナー、ナニソレな言動が多くなりつつある(らしい)筆者ではありますが、ン年前[1]の新社会人時代にはビジネスマナーやら文書作成やら、ビジネススキルを含む研修に右往左往していたことを懐かしく思い出します。 さて、新人研修でよく登場するツールにみんな大好き表計算ツールのExcelがあるかと思います...
記事を読むOpenAI Assistants API(v2)で新しくなったFile Search(Vector Stores)を使う
最近はOpenAI APIのアップデートが活発ですね(そろそろGPT-5が発表されるのでしょうか...)。 少し前にもAssistants APIの大きなアップデートがありました...
記事を読む新人さんに捧げる、やさしく楽しく解説するソフトウェア開発のプロジェクト用語(前編)
春ですね。そういえば筆者が新人で配属されたプロジェクトの会議に初めて参加したときですが、聞きなれない業界用語が飛び交っていて面喰ったのを思い出します。今回は新人の皆さんが今後プロジェクトにスムーズに参加できるように、そんな初めての人は聞きなれないが、現場では当たり前のように使われているプロジェクト用語を独断と偏見でいくつか紹介したいと思います。 とあるプロジェクトのメール # 架空の内容ですが、プロジェクトの開始時に皆さんに次のようなメールが飛んできたとします。まずはこれを読んでみてください...
記事を読むスクラム入門の勉強会を開催しました
こんにちは、庄司です。弊社では隔週の朝「アジャイル勉強会」を開催しています。2月にあったこの「アジャイル勉強会」で4月に入ってこられる新入社員向けの勉強会をしてみたいという提案がスクラムマスターの亀井からありました。この提案をエスカレーションしたところ正式に進めましょうということになり準備が始まりました。 アジャイル開発にはいくつかのフレームワークがあります...
記事を読む生成AIを活用してdependency-cruiserのカスタムルールを効率的に作成する方法
はじめに # JavaScriptプロジェクトでは、複雑化する依存関係の管理が非常に重要です。dependency-cruiserはこれを可視化し、分析する強力なツールですが、設定の複雑さがネックとなることもあります。特に、プロジェクト固有のルールの作成は多大な時間と労力を消費します。 dependency-cruiser(GitHubリポジトリ) 生成AIを活用することで、dependency-cruiserのカスタムルール作成を効率化できます...
記事を読む新しく導入されたOpenAIのバッチAPIを使ってみる
2024-04-16にOpenAIから複数APIを一括実行するバッチAPIが発表されました...
記事を読む知ってちょっと得する?Javaの死語の世界
春ですね。会社や学校で新しくJava言語を覚え始める人も多いかと思います。今から始める人も多いそんなJavaですが歴史はそれなりに深いため、今では使われなくなった用語や別のものに置き換わった用語が未だにネットに出てきたりします。 Javaを昔からやっているおじさんな人たちはそんな昔の用語がでてきてもスルーしたり他の用語に脳内変換できたりしますが、始めたばかりの人はそうはいかないと思います...
記事を読むOpenAI Assistants APIのストリームレスポンスでUXを改善する
OpenAIのAssistants APIはスレッドによる会話コンテキストの維持やFunction calling、Retrieval等のツールが使えて便利ですね。 ただ、ユーザーとインタラクティブに対話するためには、アシスタント(とその先のGPT)がレスポンスを完全に生成するまでポーリングする必要がありました。 これだとユーザーが体感する待ち時間は長くなり、UX的に今ひとつになってしまいます。 これを打開すべく、先月(2024-03-14)OpenAIから以下の発表がありました...
記事を読む豆蔵デベロッパーサイト 2024年1-3月のサマリー
新年度に入りました。2023年度第4四半期のサマリーです。 記事数・執筆者数 # この3ヶ月で36本の記事が投稿され、記事数は557になりました。少し投稿ペースが落ちましたが、3名の執筆者が新規参入し累計が50名を超えました。 各カテゴリーの動向 # ロボット # ロボットの記事は着実に増えています...
記事を読むソーラーLEDドライバー「YX8018」を使ってみる
前回、ジュールシーフ回路を使って乾電池1本で白色LEDを点灯させてみました。 その後「ジュールシーフ回路」についてあれこれ調べてみると”ソーラーLEDドライバー「YX8018」”というチップを発見しました。 かなり昔から存在するもののようで、こちらのサイトに回路図やデータシートなどが載っていました。 今回はこの「YX8018」を使ったソーラーガーデンライトを調べてみましたので記事にしたいと思います...
記事を読むGet back to where the joy of programming
はじめに # かつて職場の同僚が、ITの現場にいる理由について、このように語っていました。 小学生の頃、プログラミングで簡単なゲームを作成しました。今思い返すと、まったくゴミみたいなプログラムだったのですが、それが動いた時、すごくうれしくて感動しました。 その原体験があるから、僕は今、ITの現場にいるのです。 その話を聞いたのは10年以上前のことですが、遠い目で語る同僚の姿をよく覚えています...
記事を読むロボットマニピュレータ制御のアルゴリズム2
MathJax.Hub.Config({ tex2jax: { inlineMath: [['$', '$'] ], displayMath: [ ['$$','$$'], ["\\[","\\]"] ] } }); ロボットマニピュレータ制御のアルゴリズム2 # (株)豆蔵 エンジニアリングソリューション事業部 石井隆寛 1. はじめに # (株)豆蔵では様々なロボット技術を開発している...
記事を読む「AWS Certified Data Engineer - Associate」が正式リリースされたので、さっそく受験してきた
はじめに # AWS認定に「AWS Certified Data Engineer - Associate」が追加されたので、さっそく受験してきました。感想などをまとめます。 --> Information秘密保持契約(NDA)があるため、詳細な試験内容については触れることができませんので、ご了承ください。 試験について # AWS Certified Data Engineer - Associate(以下、データエンジニア)は以下のように説明されています...
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