Lume入門(第1回) - Denoベースの静的サイトジェネレーターLumeで静的サイトを手早く作る
当サイトもそろそろ開設から2年になろうとしています。 これを機(?)に、ページ生成に使っていた静的サイトジェネレーター(SSG)をLumeに変更しました。 以前はサイトの生成にEleventy(11ty)を使っていました。 Eleventyでも大きな不満はないのですが[1]、Denoが基盤のLumeに心惹かれて移行を決断しました。 移行にあたっては、サイト自体に加えて執筆体験に大きな変更が発生しないよう配慮しました...
記事を読むGoogle Test を使ってみる(その5:GoogleMock編)
前回は Google Test の実行をサポートするVSCode拡張機能「GoogleTest Adapter」の設定や使い方を紹介しました。 今回は Google Test を使う際によく使われるモック・フレームワーク「Google Mock」の簡単な使い方を紹介したいと思います。 Google Mock とは # Google Mock は「Google C++ Mocking Framework」の略称です...
記事を読む大規模言語モデル初心者がハリーポッター対話モデルを作ってみた
はじめに # ChatGPTの普及により、文章生成技術がますます身近になっています。 ChatGPTをはじめとする生成系AIは、巨大なテキストデータセットから学習した大規模言語モデル(LLM)をベースとしています。 このLLMは、ファインチューニングによってカスタマイズ可能で、特定の領域に特化したモデルを作成できます。 私はLLM初心者でしたが、ファインチューニングを試してみたいと思っていました...
記事を読むCCTagマーカーを使ってみた
はじめに # 今回は画像認識用のマーカーの一種であるCCTagについて紹介します。 CCTagはC/C++で実装されたライブラリです。 ロボットと画像認識は切っても切り離せない関係にあり、近年では画像認識により自律的に動作したり、周囲の様子を把握して移動するロボットが多く登場してきています。 画像認識には様々な技術がありますが、画像認識を補助するマーカーを用いる事で対象の位置姿勢を推測する手法はよく見受けられます...
記事を読むKafka 互換の高効率なデータストリーミングプラットフォーム Redpanda
はじめに # Redpanda は Kafka 互換のイベントストリーミングプラットフォームです。 Redpanda | The streaming data platform for developers ロゴは Red Panda(レッサーパンダ)になっています。 JVM で動作する Kafka と異なり C++ で書かれており[1]、シングルバイナリで実行可能です。ZooKeeper のようなリソース管理サービスなどにも依存しません。 Kafka に比べて6倍のコスト効率が謳われています...
記事を読むJava21がリリースされたので新機能の用途を考える(Sequenced Collections編)
はじめに # LTSであるJava21が2023/9/19にリリースされました。 Java21で追加された機能の動作を確認し、併せてその用途を考えてみました。 Java21で追加された新機能 # 以下の機能がJava21で提供されています...
記事を読む豆蔵デベロッパーサイト 2023年7-9月のサマリー
2023年度第2四半期のまとめです。 記事数・執筆者数 # この3ヶ月で50本の記事が公開され、トータル記事数は475になりました。公開ペースが持ち直してきて、新規に執筆してくれたメンバーも11名にのぼりました。これは後述の夏のリレー連載の効果です。 夏のリレー連載 # 夏のリレー連載を開催しました。7/24-8/10の期間にトータル14本の記事が公開されました。特にテーマは設けず、新規執筆者の参入を促すべく企画しました。 夏のリレー連載2023 営業職や新卒のメンバーも執筆デビューしました...
記事を読むAWS認定12冠達成レポート
こんにちは、庄司です。 9月23日に、AWS Certified: SAP on AWS – Specialty (PAS) 試験に合格しついに12冠を達成しました。 試験に向けての準備は、このサイトの別の記事「AWS認定資格を12個すべて取得したので勉強したことなどをまとめます」を参照してください。 この記事では、12冠に至る計画と実績の差や認定の利点について説明します...
記事を読むRAGを利用して国会会議録に基づいて質問に回答するLLMを作る方法
はじめに # こんにちは。デジタル戦略支援事業部の藤堂です。普段はデータ分析の業務に従事し、AI TECHチームでも活動をしています。 昨年末のChatGPTの登場以降、大規模言語モデル(LLM)の可能性が広く認識されるようになりました。これらのモデルは、インターネット上の膨大な情報を学習する能力を持っていますが、法律、医療などの専門的知識や、特定の企業や個人に関連する独自の情報には疎いのが現状です...
記事を読むOrbStack 1.0 付属の Kubernetes を試す
OrbStack 1.0 リリース # 6月の記事「OrbStack - macOS 専用の高速軽量なコンテナ & Linux VM 環境」で紹介した OrbStack ですが、1.0 がリリースされました。 OrbStack 1.0: Fast, light, easy way to run Docker containers and Linux --> Information価格も判明しました...
記事を読むSpring Expression Language(SpEL)ではできないことに抗ってみた~ラムダ式書きたい!複数ステップ書きたい!
背景 # Spring Expression Language(SpEL)とは # Spring Expression Language(以降は省略して「SpEL」と記載します)は、Spring Framework基盤を担う強力な式言語です。文字列テンプレートとしても機能します。Spring Frameworkを採用しているプロジェクトでは、何かしらかの形で触れる機会があるのではと思います...
記事を読むDeno 1.37 でリリースされた Jupyter Notebook の Deno カーネルを使う
はじめに # Deno 1.37 がリリースされました。このリリースの目玉は Jupyter Notebook の Deno カーネルでしょう。 Deno 1.37: Modern JavaScript in Jupyter Notebooks Jupyter Notebook で Deno をインタラクティブに利用することができます。 準備 # JupyterLab を事前にインストールします...
記事を読むAWSとGitHubを使ってみよう勉強会の資料公開します
筆者は日頃はとあるお客様の基幹システムを構築していますが、基幹システムは安定第一となるため、モダンな技術とは少し縁遠くなってしまいがちです。ただそれではダメだよねということで完全業務外の活動として「モダン」をテーマに毎年お客様と一緒に勉強会を行っています...
記事を読むStep CI をアプリケーション開発に適用してみた流れを紹介
はじめに # 小規模なアプリケーションを開発する機会があったので、以前、ココで紹介したStep CIを実際に適用してみたので、一例としてその流れを紹介します。 ※アプリケーションのスペックやコードはイメージを付けて頂きやすいように本書用に書き起こしたもので実際のものとは異なります。 アプリケーションスペック # 今回、適用したアプリケーションの概要は以下の通りです...
記事を読むAWS LambdaでAWS AppConfigのフィーチャーフラグを使う
アプリケーションの機能リリースでフィーチャーフラグ(またはフィーチャートグル)を使うことは結構多いかと思います。 このフィーチャーフラグの実装方法としては、単純に環境変数やパラメータで指定するものから専用のマネージドサービスを使うものまで幅広い選択肢があります。 AWSでもAWS Systems ManagerのAWS AppConfig(以下AppConfig)がこれを提供しています...
記事を読む対戦型ロボットゲームで楽しくJavaプログラミング学習「Robocode」(その1:準備編)
かなり昔、Javaのプログラミング教材として「Robocode」というオープンソースソフトウェアが公開されました。(Wikipediaによると初版は2001年に公開されているとのこと。もう20年以上も前ですね) 一時期はほとんど更新が止まっていたのですが、最近になって最新版が公開されていることを発見しました。 つい懐かしくなってダウンロードして遊んでみました。 Robocode とは # Robocode は、対戦型のロボットシミュレーションゲームです...
記事を読むGit BashとWSL2のプロンプトを揃えて気持ちよくする
Git BashとWSL2+Ubuntuの記事が続いたので筆者もその流れに乗ってGit BashとWSL2のTipsネタを紹介します。 たかがプロンプト、されどプロンプト # 筆者も日頃Windows TerminalのGit BashとWSL2上のUbuntuを良く使っています。WSLに入るときは使い慣れたGit Bashからwslコマンドを叩いてWSLに入るのですが、WSLに入ると当たり前ですがプロンプトはUbuntuの環境のものに替わります...
記事を読むWSL2上にUbuntu-22.04LTSを導入し、Dockerをインストールしようとしたら、いろいろとハマった件
仕事で Ubuntu + Docker を使うシーンが出てきて環境を構築したので、備忘録を兼ねて環境構築方法を記録しておこうと思います。 これまで何度も Ubuntu + Docker 環境を作ってきましたが、Windowsの WSL(Windows Subsystem for Linux)で Ubuntu + Docker 環境を構築するのは初だったので思った以上にハマってしまいました。 WSLのバージョン、Ubuntuのバージョンによって難易度が左右されることを思い知らされました...
記事を読むWindows Terminal で Git Bash を快適に使う
はじめに # 皆さんは Windows で Linux 系の CLI を使いたい場合、どういうツールを使っていますか? もちろん本物の Linux や macOS などを使えればいいのですが、作業用マシンが Windows 固定というケースもあり、何らかの環境が必要です。 Windows には WSL2 という Linux のための仮想環境があり、ネィティブに近い Linux の開発環境を構築できます...
記事を読むオンライン研修の設計勘所(その3:学習の見える化)
はじめに # 半年ほど空いてしまいましたが前回は学びを促進するストーリー展開に関して記載いたしました。 オンライン研修の設計勘所(その2:学びを促進するストーリー展開) 今回は「学習の見える化」について記載いたします。 オンライン研修になって、講師や受講生から以下のような声を聞いたことはないでしょうか...
記事を読む