UMLで表現しきれない“動き”を、ペトリネットで可視化する
# UMLだけじゃダメ?ペトリネットを知れば、もっと深くシステムが理解できる # この記事の目的 # もともとUML Format2.5.1をひも解いた結果を記事にするつもりだったが、ひも解く上でペトリネットの考え方が必要になり ペトリネットのことを学習した。せっかくなのでその学習した結果を共有しようと思い、今回記事にした。 UMLは強力なモデリングツールだが、システムの複雑な動作や状態の遷移を表現するには限界がある場合もある...
記事を読む品質保証者の憂鬱「SLOCの深淵を覗く:ソース行数計測の「なぜ?」を徹底解剖」
ソフトウェア開発プロジェクトに参加したことがある人であれば、プロジェクトの中で色々なメトリクス(ソフトウェアを定量的に測るための指標)を収集した経験があるのではないでしょうか? メトリクスは工数だったり、工期だったり、規模、欠陥数、などなど様々だと思います。 今回はメトリクスの中でも特に「規模」についてちょっと考えるところがあり、改めて「ソフトウェア規模とは?」について深掘り(重箱の隅を絨毯爆撃)したいと思います...
記事を読むCUDA、cuDNN、CMake地獄を乗り越えて、激古GPU+llama.cppで量子化DeepSeekモデルを動かすまでの戦い
今回は、型落ち・中古の激安GPU搭載PCでも、話題の大規模言語モデル「DeepSeek」シリーズをローカルで動かしてみようという挑戦記です。 ただ、DeepSeekネタは 豆蔵デベロッパーサイトの記事として既に以下の記事が公開されています。 Ollamaを使ってオープンソースLLMをローカルホストしてみよう また、今回使用を予定している「llama」についてはPython版が既に以下の記事で公開されています...
記事を読むBadに振り回されて、Problemを見失う──ふりかえりで向き合うべき「課題」とは何かを考える
はじめに # 初めまして。デジタル戦略支援事業部の加藤です。 ふりかえりの場で、「何が問題だったのかよくわからないまま、次はこうしよう(Try)を考え始めてしまった」...そんな経験はありませんか? 仕事や日常のちょっとした場面で、理由がはっきりしないまま改善案だけを出して終わってしまったという経験は、多くの方に思い当たるところがあるのではないでしょうか。 今回は、私がジムで体験したある出来事を通して、「何が本当の課題(Problem)だったのか?」を改めて考えてみたいと思います...
記事を読む「もう残業しない!」マルチタスクの罠から抜け出し、最速で成果を出す方法
はじめに # 「今日も残業か…」とため息をついていませんか? 多くの人が、複数のプロジェクトやタスクに追われ、マルチタスク状態から抜け出せずにいます。 「忙しいから仕方ない」と思いがちですが、実はそれが残業の原因かもしれません。 この記事では、マルチタスクの「罠」をゲーム形式で体験し、シングルタスクで「最速で成果を出す」ための具体的な方法を解説します。 「もう残業しない!」働き方を、一緒に実現しましょう。 マルチタスクとシングルタスク # 最初にマルチタスクとシングルタスクの説明を行います...
記事を読む【新人さん向け】Java開発で最初に確認しておきたいEclipse便利設定ガイド
新人研修の現場でも Eclipse を使っているチームはまだまだ多いと思います。ちょっとした設定を知っているかどうかで、日々の開発効率やストレスが変わってくるもの。この記事では、Java開発に役立つ Eclipse の基本設定をまとめて紹介します。新人のうちに押さえておきたいポイントを、できるだけコンパクトに整理しました。設定の場所や意味を理解しながら、環境づくりの第一歩を踏み出してみましょう。 --> Information本記事は Pleiades All in One を前提にしています...
記事を読むTwinCATで始めるソフトウェアPLC開発(その1:開発環境構築編)
0. はじめに # TwinCATはEtherCATの開発元で有名なドイツの企業Beckhoff Automation GmbH[1](以下,Beckhoffと記載)が提供する産業用オートメーションシステム向けのプラットフォームです。 いわゆるソフトウェアPLCであり,同じソフトウェアPLCアプリケーションとして知名度の高いCODESYSをOEM採用しています。 本記事並びに関連記事では,TwinCATによるソフトウェアPLCの開発手順について共有したいと思います...
記事を読むVSCode & PlatformIOで始める!WSL×組み込み開発環境構築の完全ガイド
これまで以下の記事で VSCode と PlatformIO を使った組み込みソフトウェア開発を紹介してきました...
記事を読むDeno 2.2 で実装された OpenTelemetry インテグレーションを試す
はじめに # もう2ヶ月近く前ですが、Deno 2.2 のリリース時に OpenTelemetry の統合が目玉として発表されていました。 Deno 2.2: OpenTelemetry, Lint Plugins, node:sqlite メトリクス、トレース、ログなどテレメトリー情報の収集は、アプリケーションの可観測性を実現する上で欠かせない要素となっています...
記事を読むみんな大好きVSCodeと組み込みソフトウェア開発環境PlatformIOでリモート開発をしてみる(Arduino編)
組み込みソフトウェア開発をするなら PlatformIO が大変便利です。 これまでも、以下の記事で PlatformIOを紹介してきました...
記事を読む品質保証者の憂鬱「IPA書籍・刊行物探訪 ソフトウェア開発データ白書 その2」
前回に引き続き、IPAが発行する「ソフトウェア開発データ白書」の中身を探っていきましょう。 年版ごとの特徴 # IPAのソフトウェア開発データ白書は2005年版から2018-2019年版まで発行されています。 これだけ長期に渡ってデータを収集しているのですから、収集している途中で分析の方針とか、収集データの変更などが発生していると思います。 データ白書の冒頭に、上記に対する答えが掲載されています...
記事を読む品質保証者の憂鬱「IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)書籍・刊行物探訪 - ソフトウェア開発データ白書 その1」
IPA(アイ・ピー・エー)は「独立行政法人情報処理推進機構(Information-technology Promotion Agency, Japan)」の略称です。 日本のIT分野の発展を目的とした独立行政法人です。 (会社・組織によってはIPAを「アイ・パ」と発音するところもあるようです) 仕事柄、ソフトウェア品質関連の資料を読む機会が多く、IPAから発行されている書籍・刊行物にはよくお世話になっています。 以降、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のことは単に「IPA」と表記します...
記事を読む豆蔵デベロッパーサイト 2025年1-3月のサマリー
2025年度に入りました。2024年度第4四半期のサマリーです。 記事数・執筆者数 # この3ヶ月で32本の記事が投稿されました。記事数は700本を超え、711になりました。新たに1名が執筆デビューし、累計64名になりました。年明けというか年度末の繁忙期もあり、投稿数はやや少なくなっています。⤵️ 連載記事 # Javaエンジニアが始めるTypeScript入門 # Java エンジニアをターゲットとした TypeScript 入門。第9回の記事が公開されました...
記事を読むElectron v35 の Service Worker Preload Scripts で Electron プログラミングに新風の予感
はじめに # 今月初めに Electron 35.0.0 がリリースされました。 Electron 35.0.0 | Electron このリリースで Service Worker に Preload スクリプトをアタッチできる機能が追加されました...
記事を読む今さら聞けないMaven – Java24にしたら警告がでる
今年の秋には新しいLTSのJava25がでるので、そろそろ予習をしておこうかと思いJavaを24にしたところmvnコマンドを実行するとこれまでは出ていなかった警告がモリっとでるようになりました。なんとなくそのままでも大丈夫なような気もしましたが、それも精神衛生上よろしくないので調べてみました。非LTSのJava24を使う人はそれほど多くないと思いますが、次に登場するLTSのJava25でもおそらく同様の警告が出力されと思います...
記事を読むATtiny13Aを使ってボタン電池で動く シーリングライト リモコン を作ってみた【準備編】
この1年、業務ではC#で開発しており潤沢な開発環境、CPU・メモリリソースの元、速度やメモリ効率を追求することはやめて「富豪的プログラミング」で開発していました。 一方、プライベートではArduinoを使っていろいろな電子工作を楽しんできました。そこで思ったのが、 「マイコンのスペック全然使いきれてないじゃん」 でした。 手のひらに乗っかる1チップマイコンですが今まで自分が作ったものは速度・プログラムサイズ・データサイズなどはあまり気にしていませんでした...
記事を読むATtiny13Aを使ってボタン電池で動く シーリングライト リモコン を作ってみた【基板・ケース作成編】
前回の記事はこちら【開発編】 ケース選定 # 【開発編】ではブレッドボードでリモコンを作成しました。 しかしサイズが大きく、配線もむき出しのため手に持って操作できずリモコンの代替にはなりません。そこで基板で回路を組んでケースに収納して普段使いできるようにしたいと思います。 とりあえず、ケースになりそうなものを用意しました...
記事を読むATtiny13Aを使ってボタン電池で動く シーリングライト リモコン を作ってみた【開発編】
前回の記事はこちら【準備編】 ここまででやっと前準備ができました。ここから本題の回路設計とプログラム開発となります。 自作赤外線リモコンの目標 # 目標は以下としました。 できるだけリモコン(HK9493)の機能を盛り込む ボタン電池(3V)駆動 省電力 部品コストを抑える リモコン操作ボタン仕様 # 【準備編】で赤外線送信データの解析を行った結果、ボタンに対する送信データ(コマンド)は以下のようになりました...
記事を読む3年ぶりにAWS認定資格SAAに挑戦してみた
はじめに # 先日、「AWS Certified Solutions Architect Associate」(通称SAA)を受験しました。 資格試験に関してはブランクがありましたが、資格取得の経緯や取り組んだことをまとめました。 --> Information秘密保持契約(NDA)のため、試験内容の詳細については触れません。ご了承ください...
記事を読む書籍紹介「スクラムマスターにおれはなる!」となった一冊
はじめに # アジャイルグループの石田です。タイトルからは何も読み取れませんが、今回は自分がスクラムマスターの道を決めたきっかけの一つとなる本の紹介です。ちなみに、ワンピースは見たことありません。 前職で突然スクラムマスターという役割をすることになった時、身近にそれを教われる人もなかなかいなかったため、色々な本を読み漁りました...
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