画像AIで異常検知:事例に合わせたモデル選定と実践
画像AIの技術は急速に進化しており、異常検知や物体検出、セグメンテーションなど、さまざまなタスクに活用されています。この記事では、異常検知に利用できるモデルの特徴と選定の指標、オープンデータで実際に異常検知用AIを学習してみた結果を記述しています。 異常検知に利用できるモデル # 画像AIで異常検知がしたい場合、学習に使用するモデルを選定する必要があります。異常検知に利用できるモデルには異常検知モデル、物体検出モデル、セグメンテーションモデル、分類モデルなどが考えられます...
記事を読む豆蔵デベロッパーサイト 2024年4-6月のサマリー
早いもので今年も半分過ぎました。2024年度第1四半期のサマリーです。 記事数・執筆者数 # この3ヶ月で33本の記事が投稿され、記事数は590になりました。新たに3名が執筆デビューし、累計56名になりました。 春の新人向け連載 # 新年度を迎え IT 業界も多くの新人を迎えています。当サイトでも「春の新人向け連載2024」と題して、新人向けのリレー連載を開催しました。スケジュールは決めず不定期に公開。期間が長かったのもあり、バラエティに富んだ12記事が執筆されました...
記事を読むUMLをプログラミング言語で実装するには? Go言語編
はじめに # UML表記法やUMLモデリングのセミナー講師をしていると、「自分の言語ではどのように実装すればよいのか」というご質問を受けることがあります。また、講師側としても、受講生が使っているプログラミング言語でUMLを説明すると、すんなりと分かって頂ける経験が幾度となくあります。多くのプログラマがUMLモデリングに興味を持って頂けているようですが、UMLのモデルをどのようにソースコードにするかについては意外と知られていません...
記事を読むKRaft モードの Kafka をコンテナ環境にデプロイする
はじめに # 今年の初めに「KRaft による ZooKeeper レス Kafka クラスター構成」という記事でローカル環境で KRaft モードで Kafka を実行する方法について書きました。 この時は Docker や Kubernetes などコンテナ環境でのサポートが追いついておらず、設定にはかなりの手作業が必要でした。現在では手軽に構築できるようになっています。 macOS Sonoma / OrbStack 1.6.2 の環境で試しました...
記事を読むJJUG CCC 2024 Spring 登壇後記 - Spring Boot vs MicroProfile セッションの補足と訂正
先週日曜日(6/16)に開催されたJJUG CCC 2024 Springに『Spring Boot vs MicroProfile - クラウドネイティブにおけるフレームワークの比較と選択』のタイトルで登壇させていただきました。JJUG CCCの登壇はこれで2回目ですが、前回はオンラインとオフラインのハイブリッド開催のため、会場の入りはまばらでしたが、今回は「こんなに人が入ってるワケないので会場を間違えた!?」と自分で思うほど、大勢の方に足を運んでいただけました...
記事を読む文字コード これだけは覚えておこう ~シフトJIS編~
はじめに # 日頃、Javaの初心者からベテランまで様々なスキルレベルの方から質問を頂く立場で仕事しておりますが、Java言語を使用するうえで基本事項でありながらも、あまり理解されていない事柄があると感じています。これらの事柄については改めて誰かに質問できず、「そういうもの」として無理やり納得しやり過ごしている方がいるのではないでしょうか。ここではそのような事柄について改めて解説し、その理由を知ることで「だからこうするべき」、「だからこれはダメ」ということを理解する手助けになればと考えます...
記事を読むServerless Framework v4 の変更点を整理する
先日(2024-06-14)Serverless Framework v4のGAリリースが発表されました。 Serverless Framework V4 Generally Available 今回はこのv4リリースについて、主要な変更点を主観的に整理してみました。 ライセンス変更 # 対象ユーザーに該当する場合は、インパクトが大きいのはやはりこれですね。2023年に事前予告はありましたが、それに沿った形である程度の売上規模を持つ組織での利用が有償になります...
記事を読む新人だって怖くない!Gitで焦らないためのコマンド操作解説:スタッシュ・コンフリクト解消・マージの取り消し
昨年新入社員として入社しました、塚野です。 今回は新人向け記事ということで、去年の自分がまずつまずいたGitについて「こんな時どうすれば…!」となる場面ごとに解決方法とその仕組みを解説していきたいと思います。 Gitは大変便利なバージョン管理ツールで多くの現場で導入されていることと思いますが、新人の自分にとっては謎の呪文だらけで「不意にデータを上書きしないか心配」「Gitに怒られたけど何言ってるのかわからん」となっていました。 しかしGitは使い方さえ理解できれば怖いツールではありません...
記事を読むTypeScript 向けの軽量ORマッパー Drizzle を使う
少し前ですが、TypeScript向けのORマッパーとして TypeORM を紹介しました。 ORマッパーのTypeORMをTypeScriptで使う TypeORMのスキーママイグレーションを使う この記事は予想以上にアクセスがあり、RDBおよびORマッパーの注目度はいまだに高いと思いました。 最近TypeScript向けで新しいORマッパーの Drizzle を使ってみました。 軽量で使いやすいAPIを提供していて、結構良いなと思いましたので今回はこちらを紹介させていただきます...
記事を読む【ROS】Pilz Industrial Motion Plannerを使ってみた
こんにちは。エンジニアリングソリューション事業部の長谷川です。 この記事ではMoveItのモーションプランナーライブラリの1つであるPilz Industrial Motion Plannerを紹介します。MoveItはROSを使用してロボットのマニピュレーションを行う際に非常に便利なツールです。ですが、デフォルトのモーションプランナーを使用する場合、教示点へと到達するたびに動作が一時停止するという課題がありました...
記事を読む【新人さん向け】A5:SQL Mk-2のおすすめ設定と使い方
はじめに # 最近漬物とゆで卵を合わせればタルタルソースみたいにおいしくなるのでは?と思い、キムチと野沢菜のワサビ入り浅漬けで試した石原です。(不味くはないですがおすすめはしません) 色々な案件で利用する機会が多いDB開発ツールA5:SQL Mk-2[1] (以後A5M2と記載)について、新人さん向けにおすすめの設定と使い方について記載します。 ワークスペースの設定 # DB操作でのやらかしとして「開発環境を操作していたつもりが実は別環境だった」ことありませんか...
記事を読む高コスパで電力効率のよい Arm ベースの GitHub Actions Runner を使っていく
はじめに # Arm ベースの Actions Runner がパブリックベータになりました。Arm ベースの Linux / Windows ランナーが提供されます。 Actions: Arm-based linux and windows runners are now in public beta GitHub のブログでは、Arm テクノロジーがデータセンターの電力消費を削減することが記載されています...
記事を読むArtifact Attestations で GitHub Actions ワークフローの成果物の出所情報を検証可能にする
はじめに # GitHub の Artifact Attestations を使用すると GitHub Actions ワークフローでビルド成果物に署名して成果物の出所情報を検証可能にできます。 Artifact Attestations は現在パブリックベータです...
記事を読むBun で実行可能バイナリをクロスコンパイルできるようになりました
はじめに # 去年の9月 Bun が 1.0 に到達したとき、開発環境に導入してみた記事を書きました。 開発環境の Node.js を Bun に置き換えてみる その後 Bun 1.1 で Windows 対応が行われ、真のクロスプラットフォームが実現されました。 Bun 1.1 | Bun Blog 実行可能バイナリを生成する機能は提供されていましたが、1.1.5 でクロスコンパイルの機能が実装されました...
記事を読むExcelを使って簡単にオープンデータを分析する(発展編)
前回の記事ではExcelとPowerQueryを利用して簡単にインターネット上の公開データを分析する手法を紹介しました。これでも手軽にデータを取得/分析するには十分ではあるのですが、もう少し作り込むことで簡単なデータ分析ツールとして活用できるようになります。 特にデータ取得の部分に関しては、取得したいデータのAPI仕様などに由来して痒いところに手を届かせたくなることがあります。そこで今回はPowerQueryの内容を作り込んでみます...
記事を読むLangChainのJava用ライブラリLangChain4jを使ってみる
はじめに # こんにちは。デジタル戦略支援事業部の三浦です。 今回はLangChainのJava用ライブラリである LangChain4j を触ってみたので紹介したいと思います。 LangChainとはLLM(大規模言語モデル)を利用したアプリケーション開発において便利な機能をまとめたフレームワークです。 多種の言語モデルを統一的なインターフェースで利用できることや、プロンプトテンプレート、会話履歴の保存、エンベディング、ベクトルDBとの接続など多くの機能に対応しています...
記事を読むClaude 3 を使ってみたら「こんなアプリ作れたらいいなぁ」と温めていたアイデアがこいつですんじゃいました。
はじめに # こんにちは、今田です。 豆蔵社内のイベントで、AWSの生成AI勉強会があるというので、Claude 3 をちょっと触ってみようと思いました。 ChatGPTの情報はちょこちょこ追っていたので、「普通に人に頼むように口語で話しかけたら、人間みたいに返してくれるんだろうな」という感じで30分くらい使いました...
記事を読むマルチランタイム時代のモダン JavaScript レジストリ JSR を使ってみる
はじめに # JSR は JavaScript/TypeScript 用のパッケージレジストリです。 JSR: the JavaScript Registry 現在オープンベータの位置付けです。GitHub アカウントでサインアップ可能です。 Introducing JSR - the JavaScript Registry --> 2024.05.15追記Deno の標準ライブラリが JSR でホストされるようになりました...
記事を読む脳のメモリから「慣れ」を考察する ~新人エンジニアが最速で慣れるためにやったこと~
はじめに # 株式会社豆蔵の山下です。業界未経験の状態でしたが、昨年の8月に縁あって株式会社豆蔵に入社しました。 この度は、春という季節にふさわしいタイミングで、当時の自分を振り返りながら記事を書かせていただきました。 記事の対象とする人としては以下のとおりです。 プログラミング言語を習得し始めている人 つい最近新しい技術に触れなければならなくなった人 技術面でなんとなく悩んでいる人 また、以下の事柄については、この記事で言及しないものとします...
記事を読むMoodle 4.4をAmazon EC2にインストールする
こんにちは、庄司です。 組織が主導して新しい業務で必要になる知識や技能を習得する「リスキリング」や大学等で学び直す「リカレント教育」という言葉を聞くことが多くなりました。こうした研修で利用することの多い Learning Management System (LMS) に Moodle があります。Moodle は多くの大学や企業で実績があるオープンソースのソフトウェアで、学んだことや習得したスキルの証明に利用できるオープンバッジを発行する機能もあります...
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