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統計の話をしようじゃないか - ソフトウェア品質のための統計入門(No.8 確率の直感と計算:「偶然」の正体を知る)
はじめに # 「統計の話をしようじゃないか」第8回では、「確率」の直感的な捉え方と基本的な計算方法、そして品質管理の現場で役立つ確率分布について解説します。 「なぜそんなバグが?」 「たまたまテストで見つからなかっただけでは?」 ――そんな“偶然”の現象を、科学的に扱うためのツールが「確率」です...
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統計の話をしようじゃないか - ソフトウェア品質のための統計入門(No.7 PythonとExcelで描く統計グラフ入門)
はじめに # 「統計の話をしようじゃないか」第7回では、実務で使えるグラフの描き方を紹介します。 これまで紹介してきた「代表値」「ばらつき」「分布の形」などは、視覚的に示してこそ価値があるものです。 今回は、現場でもよく使われるPython(matplotlib/pandas)とExcelの2通りで、次のような統計グラフを実際に描いてみましょう...
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統計の話をしようじゃないか - ソフトウェア品質のための統計入門(No.6 実務に効くグラフの正しい使い分け)
はじめに # 「統計の話をしようじゃないか」第6回では、実務におけるグラフの使い分けをテーマに扱います。 データを相手に“伝える”場面では、グラフの使い方が極めて重要です。 どんなに分析が正しくても、グラフの選び方や描き方を誤ると、誤解や不信感を招くことにもなりかねません。 今回は、実務で頻出する以下の6つの基本グラフについて、使い分けのポイントを整理します...
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統計の話をしようじゃないか - ソフトウェア品質のための統計入門(No.5 形状を知る:歪度・尖度と分布のクセ)
はじめに # 「統計の話をしようじゃないか」第5回では、データの「形」に着目します。 これまでに代表値やばらつきを見てきましたが、分布の形状そのものに注目することで、データの本質がより明確になります。 今回は以下の2つの指標を中心に紹介します: 歪度(Skewness)… 分布の“非対称性” 尖度(Kurtosis)… 分布の“とがり具合”や“尾の重さ” 品質管理においても、「正規分布であること」を前提に統計的な管理や判断が行われる場面が多いため、非正規分布を見抜く力が求められます...
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OpenAI APIに新しく追加されたツールを使う 〜 リモートMCP・画像生成・コードインタープリター 〜
つい先月ですが、OpenAIのAPIに新しい組み込みツールの追加が発表されました...
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Gemini Code Assistで15パズルを作ろう
はじめに # アジャイルグループの石田です。今回はアジャイルやスクラムといったテーマから少し離れて、生成AIについてお話しします。 Googleが提供するGemini Code Assistは、生成AIを用いたコーディング支援ツールの1つです。2025年2月以降、個人向けの無料版が提供されており、コード補完は1日6,000件、チャットリクエストは1日240件まで利用できます。個人開発で使うには十分すぎるほどの利用制限で、非常に魅力的です...
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Terraformのデータソースを活用しよう!
はじめに # 豆蔵社内で開発・運用している営業支援システム(Sales Support System)(以下、SSS)の開発の IaC 実装で利用した Terraform データソース[1]について紹介します。 また、Terraform のimportでに既存リソースを IaC 化するのはハードルが高いですが、データソースを使って既存リソース情報を Terraform で使えるようにし、徐々に IaC 化を進めるポイントをご紹介します...
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統計の話をしようじゃないか - ソフトウェア品質のための統計入門(No.4 ばらつきの把握:分散・標準偏差・レンジ)
はじめに # 「統計の話をしようじゃないか」第4回は、ばらつきの把握をテーマにお話しします。 品質データに限らず、あらゆる実測データは多かれ少なかれ、ばらつきを含んでいます。 平均値や中央値といった代表値だけでは、分布の広がり(散らばり)が見えず、誤った解釈につながることもあります...
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CCPMツール編:現場で動く!スプレッドシート×Apps Scriptで“本物のCCPM”を回す方法
はじめに # 前回の記事「CCPM実践編」では、CCPMによる現場変革の効果を紹介しました。 今回はその裏側、どうやって現実的なCCPMスケジュールを作のかについてツールを交えて紹介します。 1. 背景:なぜ専用ツールではなく、スプレッドシート+GASなのか? # CCPM対応の商用ツールは、たしかに強力ですが、現場に導入しようとすると以下のような壁にぶつかります...
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UMLspecification ver.2.5.1に基づくUseCaseの概念的理解
UMLユースケース図の深層理解:UseCaseを概念から読み解く # 1. はじめに:なぜ今、UMLユースケース図の概念を深掘りするのか # システム開発プロジェクトにおいて、UMLを用いたモデリングは、要件定義から設計、実装に至る各フェーズで極めて重要な役割を担います。 特に、ステークホルダー間の共通理解形成や機能要件の明確化において、UseCaseを用いるのは非常に効果的です...
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