豆蔵デベロッパーサイト 2022年7-9月のサマリー
2022年度第2四半期のまとめです。そろそろ1周年が近くなってきました。 記事数・執筆者数 # 8月に記事数が200本を超えました。100本到達は5月で半年ぐらいかかっていたので、かなり加速していることになります。現在、239記事が公開されています。執筆者数は19人、うちアクティブに執筆してくれてる人も9人に増えました。ランディングページが第1四半期から3つ増えて11になりました。 ランディングページ・連載の動向 # 「学び」 # 新設のランディングページです...
記事を読むAWS Outposts の紹介
庄司です。 IoT でクラウドサービスを活用しようとするときの大きな関心事の1つにレイテンシーがあります。 ここで、光の速度に関連した定義をみてます。 1983年の国際度量衡委員会(CIPM)によって「1メートル=光が真空中を2億9979万2458分の1秒の間に進む距離」と定められています。この秒数は、同じく1983年に確定した光の速度「秒速29万9792.458キロメートル(=秒速2億9979万2458メートル)」から得られたものです。 地球の外周は約40,075km とされています...
記事を読むWasmtime が Production Ready に
Bytecode Alliance は WebAssembly(WASM) のランタイムである Wasmtime が v1.0 に到達し Production Ready になったことを宣言しました...
記事を読むペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」の無効値を使う
前回はペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」の”サブモデル”機能について紹介しました。 今回はPictMasterの”無効値”機能について紹介したいと思います。 特定の因子・水準同士の組み合わせを制限したい場合 # 2因子網羅のテストケースを効率よく生成するペアワイズ法ですが、特定の因子・水準同士の組み合わせに意味がない、または組み合わせたテストケースが実施不可能の場合、あらかじめ特定の水準・因子の組み合わせをテストケース中に”生成させない”ようにする必要があります...
記事を読むDeno による Slack プラットフォーム(オープンベータ)
Slack から Deno による新しいプラットフォームがオープンベータとしてリリースされました。 Slack releases platform open beta powered by Deno ちょうど Deno について連載をやっていることもあり興味を持ちました。Deno については、Blog に Slack’s journey with Deno と題して以下のように書かれています...
記事を読むJakarta EE 10への準備 – まずは9.1へのバージョンアップ
2022/9/22に待望のJakarta EE 10がリリースされました。Jakarta EE 10に正式対応したプロダクト[1]は現時点でまだありませんが、今後、続々と対応が発表されてくると思います。 対応プロダクトが揃ってきた頃にはバージョンアップを検討されると思いますがJakarta EE 10の一つ前のJakarta EE 9/9.1[2]にはパッケージ名がjavax.*からjakarta.*へ変更される、いわゆる"破壊的な変更"が含まれています...
記事を読むオンライン研修の設計勘所(その0:そもそも研修設計とは研修設計していますか?)
はじめに # 新型コロナウィルス感染症の影響により2020年春から企業研修の多くは、オンラインでの開催となりました。オンライン研修特有の研修設計のお話を記載する予定です。 今回の記事では、オンライン研修に限らず一般的な企業研修を対象に研修設計のお話を記載します。 企業研修では、同じ研修内容を毎年や隔月などで複数回実施することがあります。 その際、研修講師のスケジュールによっては、同じ講師をアサインできないことがあります...
記事を読むCloud Custodian: AWSリソース作成時に自動でOwnerタグをつける
技術検証等の目的で1つのAWSアカウントを組織内で共有して利用することは結構多いかと思います。 弊社でもサンドボックスAWSアカウントを保有しており、個人の勉強からプロジェクトでの技術検証まで様々な用途で利用されています。 ここでよくある悩みの種は、AWSリソースを消し忘れて意図しない課金が発生してしまうことです。目的によっては一時的に高スペックなEC2インスタンスを起動することもありますが、利用終了後に消し忘れると継続的に高価な請求がきます...
記事を読むAWS Controllers for Kubernetes(ACK): AWSサービスをKubernetesカスタムリソースで管理する
Kubernetesを利用した開発では、クラスタ内で動作するアプリケーションやミドルウェアをDeploymentやStatefulSet等のKubernetes APIリソースとして管理します。 また、これにArgoCDやFlux等のデプロイツールを組み合わせて継続的にクラスタに同期することが一般的です。 一方で、クラウド環境を利用する場合は、クラウドベンダーが提供するサービスを使うことが多いかと思います...
記事を読むKnative EventingのKafka BrokerでリトライとDead Letter Sink(DLS)を試す
KafkaをイベントレイヤーとするKnative Eventingの環境をリトライとDLSが可能な様に構成した上で、意図的に処理を失敗させるKnative Servicveをデプロイし、処理失敗時のリトライやDLSへのメッセージ送信を確認しました。 モチベーション # KafkaをイベントレイヤーとするKnative Eventingの設定例でよく見られるものは、KafkaSourceのSinkに直接Knative Serviceを設定するシンプルなものが殆どです...
記事を読むペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」のサブモデルを使う
前回はペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」の”重み”機能について紹介しました。 今回はPictMasterの”サブモデル”機能について紹介したいと思います。 一部の因子の組み合わせ網羅数を他の因子よりも多くしたい場合 # 2因子網羅のテストケースを効率よく生成するペアワイズ法ですが、特定の因子の組み合わせ網羅数を他の因子よりも多くしたい場合、テストケースの生成方法に工夫が必要になります...
記事を読むカスタムワークフローで GitHub Pages デプロイが可能に
GitHub Pages は専用のブランチか docs などのターゲットディレクトリを指定して公開する方式です。したがって、SSG(Static Site Generator) を使う場合、ソースコードだけでなくビルド成果物もリポジトリ管理する必要がありました。7月に GitHub Actions ワークフローによるデプロイがベータ版として利用可能になりました...
記事を読むコンテンツ重視の静的サイトジェネレーター Astro でドキュメントサイトを構築する
Astro は SSG (Static Site Generator) の1つです。「高速でコンテンツにフォーカスした Web サイトを構築するためのオールインワン Web フレームワーク」というのがキャッチコピーです。 Astro | Build faster websites v1.0 がリリースされました。 Astro 1.0 | Astro ブログやポートフォリオサイトの他、ドキュメンテーションサイトのテンプレートも提供されています。公式ドキュメントには日本語版もあります...
記事を読むペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」の重みを使う
前回はペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」の”エイリアス”について紹介しました。 今回はPictMasterの”重み”機能について紹介したいと思います。 組み合わせの一部を他より多くテストしたい場合 # 2因子網羅のテストケースを効率よく生成するペアワイズ法ですが、特定の因子・水準データだけを他の組み合わせよりも多くテストしたい場合、テストケースの生成方法に工夫が必要になります。 例えば、特に重要な因子・水準は他の因子・水準よりも重点的にテストしたい場合などが該当します...
記事を読むGitHub の外部サービス自動リンク参照で英数字の識別子が利用可能に
GitHub の Pro/Team/Enterprise のアカウントでは、外部サービスへの自動リンク参照が利用できます。 Jira や Zendesk などの GitHub 以外のサービスで課題やインシデントを管理しているいるプロジェクトも多いでしょう。その場合、GitHub の issue、PR、コミットコメントに JIRA#1 のように プレフィクス<ID> の形式で書くと自動でリンクしてくれる機能です。課題やインシデントを追跡する上で役立ちます...
記事を読むEKS Blueprints(CDK)ですぐ使える実用的なEKSクラスタ環境を簡単に手に入れる
EKSクラスタを構築するには、Kubernetesだけでなくその土台となるAWSネットワーク・セキュリティの知識も少なからず必要です。 また、素のEKSクラスタをそのまま利用することはほとんどなく、Ingress Controllerやオートスケーラー、メトリクスコレクター等多くのツールを別途セットアップする必要があります。 複数チームで共有するようなマルチテナント環境の場合は、NamespaceやRBAC等、やることはたくさんあります...
記事を読む今さら聞けないMaven – コンテナも一緒にビルドしたい。テスト実行前にコンテナを起動したい
Javaの開発ではMavenなどのビルドツールでビルドやテストの手順を定義し実行するのが一般的ですが、コンテナも一緒にビルドしたいなぁと思うときはありませんか?また、マイクロサービスの普及に伴ってREST通信を行う処理が多くなってきましたが、REST通信部分のテストは手間が掛かるので、いっその事、スタブにコンテナを使いたいけど、テスト実行前にコンテナを起動するにはどうしたらいいんだろう?など...
記事を読む自動打鍵テスト - 画面操作・検証だけでなくテストコード自体も自動生成してしまう真の自動化
イントロ # この記事では、豆蔵が支援するプロジェクトでのWebアプリに関するテスト自動化の事例を紹介します。 特にそのプロジェクト特有という内容ではなく、どのプロジェクトでも共通するポイントについて具体例を交えてまとめました...
記事を読むGitHub Actions 再利用可能ワークフローでネスト呼び出しと Matrix strategy が解禁
以前の「GitHub Actions - 再利用可能ワークフローを使う」の記事時点では、以下のような制約がありました...
記事を読むkubectl debugを使ってKubernetesのコンテナをデバッグする
2022-08-23にKubernetesのv1.25がリリースされました。 Kubernetes公式ブログ - Kubernetes v1.25: Combiner PSP(Pod Security Policy)の削除等、多くの変更がありますが、Ephemeral ContainersがBetaからStableバージョンとなりました。 この機能はkubectl debugコマンド[1]で使用できますが、あまり使ったことがなく、これを機に改めて使い方を調べてみましたのでご紹介します...
記事を読む