ペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」のエイリアスを使う
前回はペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」の”制約表”について紹介しました。 今回はPictMasterの”エイリアス”機能について紹介したいと思います。 テスト水準のいくつかが同一(同値)とみなせる場合 # 2因子網羅を効率よく生成するペアワイズ法ですが、水準データのいくつかについて全く同一とは言えないがほぼ同一(同値)ということができる場合、それらを”同一の値(同値)”とみなしてテストケースを生成し、全体のテストケース数を削減したい場合があります...
記事を読むGitHub Actions のセルフホストランナーを M1 Mac で動かす
GitHub Actions では、GitHub 側で Linux / Mac / Windows のランナーが実行のたびにプロビジョニングされ使用されます。通常はこれで十分ですが、オンプレの PC や AWS の EC2 インスタンスなどに自前のランナーを用意して実行することもできます。 About self-hosted runners - GitHub Docs この記事では、M1 Mac をセルフホストランナーとしてセットアップしワークフローを実行する手順を紹介します...
記事を読む箱ひげ図と散布図を同時に描画して概要を把握する(描画編)
以前のブログでは「箱ひげ図」を使ったデータの可視化手法をご紹介しました。 今回は「箱ひげ図」と「散布図」を使ってデータの可視化を行っていきたいと思います。 箱ひげ図とは(おさらい) # 箱ひげ図とは、下図に示すように最小値、第1四分位数、第2四分位数(中央値)、第3四分位数、最大値を持ち、第1四分位数から第3四分位数までの範囲を箱で描画し、最小値、最大値は箱の両端からそれぞれ線を引き出した図です。 箱は第2四分位数(中央値)で区切ってあります。 下図には平均値を箱の中の黒点で示しています...
記事を読むNetlify CMSのワークフローでコンテンツ管理をする
当サイトも記事数が180を超え、執筆者も増えてきました。 現状はGitHubをNetlifyと連携させることで、プルリクエスト経由で記事公開をしてきました。 これでも問題はないのですが、そろそろCMS的な仕組みでGitに不慣れな人でも簡単に記事作成やサイト自体の設定変更ができないかなと思い始めました。 世の中的には、ヘッドレスCMSが流行っていると思います。 ヘッドレスCMSはWordPressのようにフロントエンド向けのUIを提供せずに、単純なコンテンツ管理機能のみを提供します...
記事を読むElectron v20 で有効化された Renderer プロセスサンドボックス化に対応する
Electron v20 がリリースされました。 Release electron v20.0.0 · electron/electron Breaking Changes として、Renderer プロセスがデフォルトでサンドボックス化されました...
記事を読むペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」の制約表を使う
前回はペアワイズ法をGUIから使う便利ツール「PictMaster」の基本操作を紹介しました。 今回は「PictMaster」の「制約表」について紹介します。 テストケースに制約を付けたいとき # 2因子網羅を効率よく生成するペアワイズ法ですが、テストケース生成時にテストケースに制約を設定したい場合が多々あります。 例えば、ある因子の水準を特定の環境にだけ割り当てたい、または割り当てたくない場合などです。 以前使用したテストケースの例題で考えてみましょう...
記事を読むGitHub Codespaces の Prebuilding で開発環境をカスタマイズして共有する
先月 GitHub Codespaces の Prebuilding が GA になりました。 Prebuilding codespaces is generally available | The GitHub Blog 先日の「GitHub Codespaces を使いはじめる」の記事では、Microsoft の Linux Universal のコンテナイメージをそのまま使用しました(というかそれ以外の選択肢がなかった)...
記事を読むGitHub Projects がリニューアル - スプレッドシートのビューが利用可能に
先日「GitHub Projects の Automated kanban で issue 管理を楽にする」の記事を投稿した時はまだベータ版でしたが、GitHub Projects のリニューアル版が GA になりました。 Planning next to your code - GitHub Projects is now generally available | The GitHub Blog 個人アカウントやオーガニゼーションの Projects タブも新しくなりました...
記事を読むORマッパーのTypeORMをTypeScriptで使う
Node.jsの普及によって、JavaScript/TypeScriptはフロントエンドだけの実装言語ではなくなりました。 Express等のWebサーバーや、Lambda等のサーバーレス環境でバックエンド処理として使われることが当たり前になりました。 最近はもっとバリエーションが増えていますが、一般的にバックエンドサービスだとRDBアクセスが定番モノと言えます。 ここでは、そんなJavaScript/TypeScript向けのORマッパーのTypeORMをご紹介します...
記事を読むDTOとエンティティの変換コードをfluentなワンライナーで書いてみる
昨今のJavaアプリケーションではレイヤーアーキテクチャにしろ、Clean Architectureにしろ、DTOとエンティティを変換するコードが多く登場します。今回は冗長となりがちなDTOとエンティティの変換コードをラムダとインタフェースを使ってfluent(流暢)なワンライナーで書けるようにする小ネタを紹介します。 変更前のちょっと残念な変換コード # 外部からの入力などをDTOで受け取り、それをエンティティに変換してサービスに渡す...
記事を読むDBアクセスフレームワークDoma2の紹介
業務で使用させていただいおりますDBアクセスフレームワークDoma2を紹介させていただきます。(とても重宝しております。)導入方法等の詳細については公式サイトをご覧ください...
記事を読むIngressを強化したKubernetes Gateway APIを試してみる
2022-07-13にKubernetesコミュニティ(sig-network)で策定が進められているKubernetes Gateway APIがベータ版になりました。 Kubernetes Gateway API Graduates to Beta 外部からのトラフィックにはKubernetes built-inのIngressリソースで対応することが多いと思いますが、Ingressには次のような欠点が指摘されてきました...
記事を読むDeno Deploy を基盤とする Netlify Edge Functions を試す
Netlify では、AWS Lambda を利用したサーバーレス機能 Functions が従来から提供されていました。 Functions overview 今年の4月 Netlify Edge Functions ベータ版についての発表が Netlify と Deno からありました...
記事を読むペアワイズ法をGUIから使いこなすツール「PictMaster」の紹介
前々回、前回とペアワイズ法に関する情報を発信してきました。 今回は前回紹介したPICTをGUIから利用できるようにした便利ツールである「PictMaster」について紹介します。 PictMasterとは # 詳しくはPictMasterのサイトの説明を読んでいただくとして、PictMasterについて簡単にご説明します。 PictMasterはExcelベースのツールです。 Excel上で因子・水準等を設定するだけで簡単にPICTを操作して、結果をExcel表にして出力してくれます...
記事を読むユニバーサルJavaScriptサーバーNitroをAWS Lambdaにデプロイする
2022-04-19にハイブリッドVueフレームワークのNuxt3がRCバージョンになりました。 https://nuxt.com/blog/nuxt3-rc Nuxt3はVue3やTypeScript、Vite対応等の様々な改良・機能追加がありますが、大きな変更の1つにNitroエンジンの搭載があります。 Nitro Nitro自体はNuxtに依存するものではなく、Node.js上で動作する軽量・高速JavaScriptサーバーです...
記事を読む豆蔵社員のリモートワーク環境ご紹介 その6 ピタゴラスイッチな切り替え
はじめに # リモートワークになり自宅端末、業務用端末、開発用端末と複数のPCを使っている方も多いと思います。作業スペースを効率的に使うためにもキーボードやマウス、モニタを1つで済ませられないかを考えてみたものの会社から貸与されているPCはアプリのインストール禁止などの制約があるため、切り替えユーティリティソフトを入れられずどうしたものかと思われている方もいるかと思います。 そんな方に向けて自分なりにたどり着いたスペースは取らないが気がつけばピタゴラスイッチな切り替え環境を紹介したいと思います...
記事を読むCamunda Platform のモダンなプロセスオーケストレーター Zeebe による開発環境を構築する
先日の、Tauri のアプリケーション開発の記事で BPMN モデリングのライブラリ bpmn.js を取り上げましたが、これは、Camunda というプロセスオーケストレーター製品を提供している会社の OSS でした。本記事では、Camunda のプロセスオーケストレーターのエンジンである Zeebe の概要と、ローカルの開発環境構築について記述します...
記事を読むペアワイズ法による組み合わせテストケース生成ツール「PICT」の紹介
先日のブログにて「ペアワイズ法」をご紹介しました。 その記事では組み合わせテストケースを作成する際に「PICT」というツールを使いました。 今回はペアワイズ法による組み合わせテストケース生成ツール「PICT」をご紹介いたします。 PICTとは # PICT (Pairwise Independent Combinatorial Testing tool) はMicrosoft社が開発したペアワイズ法による組み合わせテストケース生成ツールで、フリー(無償)で利用することが出来ます...
記事を読むSecrets Store CSI DriverでKubernetesのシークレット情報を管理する
以前に以下の記事で、Kubernetes上のアプリケーションのシークレット情報を暗号化してGit管理する方法をご紹介しました。 SealedSecretsでKubernetesコンテナのシークレット情報をGit管理する ここでは、KubernetesのSecretオブジェクトを暗号化されたSealedSecretオブジェクトに変換することで、シークレット情報を安全にGit管理しました。 ただし、より厳格な組織だと、専用の暗号化ストレージにシークレット情報を完全に分離する必要があったりします...
記事を読むElectron 製の非公式 Scrapbox アプリを式年遷宮した話
昨年書いた「非公式 Scrapbox アプリを開発している話」の記事の最後に Electron のリリース速度が早まり、古いバージョンのサポート切れが容赦なくて追従するのが大変ではありますが・・。 と書いていましたが、その後、実際に追従できなくなりました。 Electron v14 から v15 にアップデートすると、ページ一覧画面でプライベートな Scrapbox プロジェクトを表示できなくなってしまいました...
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