MATLAB/SimulinkとArduinoによるLED点滅制御(Lチカ)に挑戦する
はじめに:SimulinkとArduinoで始める「Lチカ」 # 「Lチカ」(LEDの点滅) は、ハードウェア制御の入門として最も基本的な実験です。 本記事では、MATLAB/SimulinkとArduinoを連携させ、LEDを点滅させるプログラムの作成方法を解説します...
記事を読むC#とEntity Frameworkで生産性アップ!基本から実践まで徹底解説
C#で開発する場合、ORマッパーはEntity Frameworkが定番です。Entity Frameworkは理解が多少難しい点は否めないですが、開発効率が高いという特徴があります。 さらにはASP.NET Coreの時代となってから、Entity FrameworkもEntity Framework Coreとなり、さらに開発効率が上がりました。 今回の記事を書くにあたって久々にEntity Frameworkを使ってみたのですが、驚くほど簡単に開発できると実感しました...
記事を読む【C#】WPFとMVVM「はじめの一歩」から現場Tipsまで! 〜デスクトップアプリ開発の実践メモ〜
この記事は夏のリレー連載2025 12日目の記事です。 お久しぶりです。小川です。 最近開発でWPFを扱ったので初学者の開発Tips的なものを備忘録感覚で記していきたいと思います。 WPF(Windows Presentation Foundation)はWindowsデスクトップアプリ開発の選択肢として候補に挙がるものです。 まずはUIのロジックを作る主要な方法としてのコードビハインドとMVVM(Model-View-ViewModel)についてベタに触れていきます...
記事を読むJetBrainsのJunieを使ってみた(導入編)
この記事は夏のリレー連載2025 11日目の記事です。 カレーの付け合わせには、福神漬けよりもらっきょうの方が好きな塩田です。 今年の4月に、JetBrains社からAIエージェントのJunieが一般公開されました。 AIエージェントとしては他にも、Claude CodeやCursorなどがありますよね。 筆者は日ごろからIntelliJ IDEAを利用する機会が多いので、今回はJetBrainsのJunieについて記事にしたいと思います...
記事を読むCopilotのプルリクレビューのすすめ — カスタム命令と日本語化の実践
この記事は夏のリレー連載2025 10日目の記事です。 はじめに # 現場で GitHub + GitHub Copilot を使っていて、最近はプルリクエストのレビューをセルフチェックも兼ねて Copilot に依頼しています。 結構的確にコメントしてくれるのですが、デフォルトでは英語で返ってくるため、日本語で返してほしいと思い調べ始めたのが本記事のきっかけです...
記事を読む産業用ロボットの教示方法とその応用
この記事は夏のリレー連載2025 9日目の記事です。 筆者は現在ロボットを利用したシステム開発(ロボットSI)を行っています。ロボットを動かすプログラム(ロボット言語)やロボットと連携して制御を行うプログラム(C#等)を開発しています。ロボットってどうやってプログラムを記述するのか、PC環境からどのようにしてロボットと連携を取ることができるのかについて紹介します。 一般的なロボットプログラムの作成方法 # 産業用ロボットは一般的には教示操作盤[1]を使ってロボットプログラムを作成します...
記事を読むKiroで実現する仕様駆動IaC開発を試してみた
この記事は夏のリレー連載2025 8日目の記事です。 1. はじめに # 業務で利用しているインフラの仕様を正確に把握できていますか? 個人開発や小規模なシステムであれば、インフラの全体像を把握することは比較的容易です。しかし、組織のシステムが大規模化するにつれて、基盤や利用プロダクトの数は増加し、すべての仕様を把握している人は少なくなります。 重要なのは、すべてを網羅的に理解することではなく、担当領域の仕様を正確に把握し、適切な意思決定に活用できることです...
記事を読む素人が生成AIについて理解できたことをまとめてみた
この記事は夏のリレー連載2025 5日目の記事です。 最近の生成AI技術の進歩は目覚ましく、「AI?ああスター〇ォーズの金色のロボットでしょ[1]」なレベルの認識しかない筆者であってもそれなりにAIを利用して作業ができるようになってきました。 分かっていなくても使えるということは素晴らしい進化だとは思いますが、この業界、すなわち生成AIの技術やそれを活用した仕組みを提供する可能性がある側で仕事をするにあたっては大まかな枠組みだけであっても頭に入れておいたほうが良いですよね...
記事を読むKiro×AWSアーキテクチャ、どこまでWAできる?生成AIでクラウド設計やってみた!
1. はじめに # AWSアーキテクチャの設計って、どうすれば正しく評価できるか悩むことってありませんか?たくさんのサービスが絡みあって、どこをどう見ればいいのか迷ってしまいますよね。(少なくとも私はよく迷います。) この記事は、そんな悩みを解決する手助けになる「AWS Well-Architected Framework(以降WAと呼称)」という、AWSに触り始めたころに必ず出会うであろう基本的な設計原則と、それに沿ったアーキテクチャの評価方法についてまずは整理をします...
記事を読む「アテンションが全て」ではなかった?GPT2 small(124M)から学ぶLLMの仕組み
この記事は夏のリレー連載2025 3日目の記事です。 --> Information本記事は、次のような読者層を想定しています。 パラメーター数とLLM性能の関係を直感的に理解したい方 Transformerの仕組みを概観し、学習の足がかりを得たい方 詳細な理論解説ではなく 「全体像の把握」 を目的としています。より深い学習を希望される場合は、本文中で紹介する参考文献をご参照ください...
記事を読む超簡単!OpenSearch MCPでClaude Codeの検索性を拡張する
はじめに # この記事は夏のリレー連載2025 2日目の記事です。 ビジネスソリューション事業部の塚野です。 ここ数か月で爆発的に普及しているClaude Codeですが、ようやく導入しましたところそのすごさに無事ぶったまげました。 Claude CodeをはじめとするAgentic AIは、指定したファイルやフォルダを「コンテキスト」に含めて管理します...
記事を読む目的・目標・手段を区別する力 ─ 新人プロジェクトマネージャーが指揮官から学ぶ計画思考
この記事は夏のリレー連載2025 1日目の記事です。 はじめに # 「計画を立てる」と聞くと、やることリストを並べるだけで終わってしまいがちです。 しかし本当に重要なのは、 なぜそれをやるのか(目的) どこまで達成するのか(目標) どうやって進めるのか(手段) の3つをはっきり区別して考えることです。 この「目的・目標・手段」の明確な区別が、プロジェクト成功の鍵となります。 新人プロジェクトマネージャーが計画を立てるときに直面するのが、「目的・目標・手段の混同」です...
記事を読むKiroでAI開発革命!? アルバムアプリをゼロから作ってみた【その6:フロントエンドの実装-後編+まとめ】
前回はフロントエンドの認証コンポーネントの作成まで行いました。 今回もフロントエンドの実装タスクを実行していきます。 その1はこちらから 17. Task12. メディアアップロードコンポーネントの実装 # 17.1. タスクの実行 # tasks.mdを開き、「12. メディアアップロードコンポーネントの実装」の上に表示されている「Start task」ボタンをクリックします。 Kiroの返答です...
記事を読むKiroでAI開発革命!? アルバムアプリをゼロから作ってみた【その5:フロントエンドの実装-前編】
前回はバックエンドの実装タスクを完了しました。 今回はフロントエンドの実装タスクから実行していきます。 その1はこちらから 15. Task10. Angular フロントエンドプロジェクトの設定 # 15.1. フロントエンドのビルド・単体テストコマンドの修正 # まず、フロントエンドのビルド・単体テストをローカル環境ではなく、Dockerコンテナ(Podmanコンテナ)で行うように指示します...
記事を読むKiroでAI開発革命!? アルバムアプリをゼロから作ってみた【その4:バックエンドの実装-後編】
前回はバックエンドの実装タスクをいくつか完了しました。 今回は実行計画の6つ目のタスクから実行していきます。 その1はこちらから 11. Task6. メタデータ抽出とファイル整理機能の実装 # tasks.mdを開き、「6. メタデータ抽出とファイル整理機能の実装」の上に表示されている「Start task」ボタンをクリックします。 Kiroの返答です...
記事を読む品質定量化と信頼度成長モデル|デキるPMのソフトウェア信頼性評価と品質保証の進め方
はじめに # 「品質管理」と聞いて、「ユーザーを満足させること」や「仕様を満たすこと」を思い浮かべるかもしれません。 ソフトウェア工学研究者のロバート・L・グラスは、品質は単一の要素ではないと指摘しています。 品質は様々な属性の集合体なのです。 品質保証は、この多様な属性をバランスよく管理する取り組みです。 その中でも「信頼性」は、ユーザーが安心してシステムを使い続けられるかを左右する重要な特性です。 本記事では、品質を構成する重要な要素の1つ「信頼性」に焦点を当てます...
記事を読むC#とRazorで始める効率的なWeb開発!サンプルコード付きで徹底解説
C#にはRazorというとても強力なビューエンジンがあります。Razorを使えばとても効率的なWeb開発ができます。 2010年代前半頃、私がまだ駆け出しの頃のことです。.NET MVCが登場し、WebFormから移行したのですが、開発効率は目立って上がっていないと感じていました。 そこにRazorが登場したので使ってみたら、とても効率的で素晴らしいと感じました。それ以来、私はずっとRazorを気に入っています...
記事を読むKiroでAI開発革命!? アルバムアプリをゼロから作ってみた【その3:バックエンドの実装-前編+Steering機能】
前回はKiroを使ってのアルバムアプリ作成でプロジェクト構成の構築まで行いました。 今回は実行計画の2つ目のタスクから実行していきます。 7. Task2. バックエンド基盤の実装 # 7.1. 実装タスクの実行 # tasks.mdを開き、「2. バックエンド基盤の実装」の上に表示されている「Start task」ボタンをクリックします。 Kiroの返答です...
記事を読むAWSで自分だけのLLM環境を!EC2 GPUインスタンスとOllamaでAIを動かす実践ガイド
はじめに # 「クラウドで手軽にGPUを借りて、最新のLLM(大規模言語モデル)を動かしてみたい!」 そんな思いつきから、AWSのEC2 GPUインスタンス+Ollamaを使って、オープンソースのLLM実行環境を構築する検証を行いました。本記事では、その際の手順や得られた知見を、備忘録も兼ねてご紹介します。 ✔️ STEP 1: EC2インスタンスタイプの選定 # まずは、LLMを快適に動かすための「心臓部」となるEC2インスタンスを選びます...
記事を読む変更管理の成功ガイド|デキるPMが実践する要件管理・構成管理・トレーサビリティ活用法
はじめに # 「プロジェクトに変更はつきもの」ー現場で働くプロジェクトマネージャ(PM)なら誰もが知る事実です。 ただし、変更管理を誤れば成果物の不整合や品質低下を招き、納期遅延といったリスクも発生します。 変更管理を成功させるには、単に承認フローを作るだけでは不十分です。 要件管理と構成管理を整備し、トレーサビリティ(追跡可能性)データで影響範囲を把握することが必須です。 本記事では、CMMIベストプラクティスを基に、現場で実践できる変更管理の基本と仕組みを解説します...
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