GitHub Packages Container Registryをモデリングしてみた – UMLを理解の道具として
コンテナイメージのコンテナレジストリとしてGitHub Packages Container Registryを使っていますが、コンテナイメージとリポジトリの関係やコンテナイメージ登録時の初期設定などが直観的でなく毎回?となるため、理解の整理と今後の備忘を兼ねGitHub Packages Container Registryの構造とコンテナイメージ登録時の挙動に関係する者たちをUMLでモデリングしてみました...
記事を読む今さら聞けないMaven – 3.9.0で追加されたローカルリポジトリの分割
これまで久しく大きな機能追加が行われてこなかったMavenですが、2023年1月31日にリリースされたMaven 3.9.0でコレは!と思うローカルリポジトリの分割機能が追加されました。今回はこのローカルリポジトリの分割機能を紹介します。 なお、3.9.0ではJava8が必須になるなど他に多数の改善や変更が加えられています。他の変更詳細についてはリリースノートを参照ください...
記事を読む今さら聞けないMaven – コンテナのビルドと一緒にpushもMavenでしたい。
「今さら聞けないMaven – コンテナも一緒にビルドしたい。テスト実行前にコンテナを起動したい」ではMavenを使ったコンテナイメージのビルド方法を説明しました。今回は前回と同じfabric8のdocker-maven-pluginによるもう一歩進めた使い方としてコンテナイメージのタグ付けとコンテナレジストリへのpushをMavenで行う方法を紹介したいと思います...
記事を読むSLF4J 2.0のfluent logging APIでログ出力も流暢に
昨年8月にリリースされたSLF4J 2.0の一番の目玉はJava9で導入されたモジュールシステム対応ですが、もう一つの目玉としてfluent logging API(fluent API)の追加があります。ログ自体が地味な機能のためあまり注目されることはないですが、少し使ってみたところイイ感じだったので今回はこのAPIを紹介したいと思います。 旧来のAPIとfluent APIの比較 # 難しいAPIでもないので実際の例を見てもらうのが一番早いです...
記事を読むGitHub Packages - マルチレポによるライブラリ管理とGitHub ActionsとMavenを使ったCIの実行
マルチレポで管理しているモジュールのCIを行うにはパッケージレジストリが必要となります。今回はこのパッケージレジストリにGitHub Packagesを使った例を紹介します。 記事の背景 # Mavenは依存ライブラリをパッケージレジストリから取得しますが、実行対象のモジュール(jar)が他のリポジトリのモジュールに依存している場合、その依存ライブラリはパッケージレジストリ経由で取得する必要があります。このためマルチレポのCIではなんらかのパッケージレジストリが必要となります...
記事を読むSystem.Loggerって知ってる? - Javaの標準Loggerインタフェースに今更気がついた
筆者が普段から使っているHelidonの4.0.0 ALPHA-4のリリースノートを眺めていたところ"Logging: Change JUL to System.Logger in most modules"という変更が目に留まり"System.Logger"ってなんだ?と調べてみたところ、なっ、なっ...
記事を読むOptionalの見直し – Java9で追加されていたメソッドが便利すぎることに今更気づいた
OptionalクラスはJava8で追加された当初はStream APIやラムダと同じように大いに話題になり、ネットで取り上げられることも多かったですが、その後はOptionalクラスがJavaの標準APIとして定着するに従い、注目されることもなくなっていきました。そんなOptionalクラスですが地味にJava9で便利なメソッドが追加され進化していることに(今さら)気がつきました...
記事を読むMicroProfileの仕様体系 - Umbrella仕様とStandalone仕様
MicroProfileはご存じのとおり、Jakarta EEをベースにマイクロサービスアーキテクチャで必要となるAPIや機能の提供を目的とした仕様ですが、この仕様には大きく2つの区分けがあります。 1つはUmbrella仕様と呼ばれるMicroProfileのコアプラットフォームに相当する仕様と、もう一つはStandalone仕様と呼ばれるオプショナルな仕様になります...
記事を読む今さら聞けないMaven – インタフェースと実装のスコープを分ける
インタフェースと実装のモジュール(jar)が分かれていてアプリはインタフェースしか使ってはいけないハズだったがウッカリ実装側のクラスを使っていたという経験はないですか? このようなことを防ぐにはCheckStyleやArchUnitなどの静的解析ツールで検知することや属人的にコードレビューで指摘するといった方法も考えられますが、一番リーズナブルなのはdependencyのスコープをcompileとruntimeに分けて定義することです...
記事を読むMicroProfile JWT Authがやってくれること・できること
今回のテーマはJSON Web Token(JWT)を使ったMicroProfileアプリケーションの認証・認可に関するMicroProfile JWT Auth(MP JWT)です。MP JWTの仕様にはJWTをはじめBearerトークンやOpenID Connect(OIDC), Jakarta EE RBACなど他の規格や標準が多数登場するため難解でかつ、どこまでがMP JWTの話でMP JWTは結局なにをやってくれる仕様なのかがとても分かりづらくなっています...
記事を読む