文字コード これだけは覚えておこう ~シフトJIS編~
はじめに # 日頃、Javaの初心者からベテランまで様々なスキルレベルの方から質問を頂く立場で仕事しておりますが、Java言語を使用するうえで基本事項でありながらも、あまり理解されていない事柄があると感じています。これらの事柄については改めて誰かに質問できず、「そういうもの」として無理やり納得しやり過ごしている方がいるのではないでしょうか。ここではそのような事柄について改めて解説し、その理由を知ることで「だからこうするべき」、「だからこれはダメ」ということを理解する手助けになればと考えます...
記事を読む新人だって怖くない!Gitで焦らないためのコマンド操作解説:スタッシュ・コンフリクト解消・マージの取り消し
昨年新入社員として入社しました、塚野です。 今回は新人向け記事ということで、去年の自分がまずつまずいたGitについて「こんな時どうすれば…!」となる場面ごとに解決方法とその仕組みを解説していきたいと思います。 Gitは大変便利なバージョン管理ツールで多くの現場で導入されていることと思いますが、新人の自分にとっては謎の呪文だらけで「不意にデータを上書きしないか心配」「Gitに怒られたけど何言ってるのかわからん」となっていました。 しかしGitは使い方さえ理解できれば怖いツールではありません...
記事を読むTypeScript 向けの軽量ORマッパー Drizzle を使う
少し前ですが、TypeScript向けのORマッパーとして TypeORM を紹介しました。 ORマッパーのTypeORMをTypeScriptで使う TypeORMのスキーママイグレーションを使う この記事は予想以上にアクセスがあり、RDBおよびORマッパーの注目度はいまだに高いと思いました。 最近TypeScript向けで新しいORマッパーの Drizzle を使ってみました。 軽量で使いやすいAPIを提供していて、結構良いなと思いましたので今回はこちらを紹介させていただきます...
記事を読む【新人さん向け】A5:SQL Mk-2のおすすめ設定と使い方
はじめに # 最近漬物とゆで卵を合わせればタルタルソースみたいにおいしくなるのでは?と思い、キムチと野沢菜のワサビ入り浅漬けで試した石原です。(不味くはないですがおすすめはしません) 色々な案件で利用する機会が多いDB開発ツールA5:SQL Mk-2[1] (以後A5M2と記載)について、新人さん向けにおすすめの設定と使い方について記載します。 ワークスペースの設定 # DB操作でのやらかしとして「開発環境を操作していたつもりが実は別環境だった」ことありませんか...
記事を読む高コスパで電力効率のよい Arm ベースの GitHub Actions Runner を使っていく
はじめに # Arm ベースの Actions Runner がパブリックベータになりました。Arm ベースの Linux / Windows ランナーが提供されます。 Actions: Arm-based linux and windows runners are now in public beta GitHub のブログでは、Arm テクノロジーがデータセンターの電力消費を削減することが記載されています...
記事を読むArtifact Attestations で GitHub Actions ワークフローの成果物の出所情報を検証可能にする
はじめに # GitHub の Artifact Attestations を使用すると GitHub Actions ワークフローでビルド成果物に署名して成果物の出所情報を検証可能にできます。 Artifact Attestations は現在パブリックベータです...
記事を読むExcelを使って簡単にオープンデータを分析する(発展編)
前回の記事ではExcelとPowerQueryを利用して簡単にインターネット上の公開データを分析する手法を紹介しました。これでも手軽にデータを取得/分析するには十分ではあるのですが、もう少し作り込むことで簡単なデータ分析ツールとして活用できるようになります。 特にデータ取得の部分に関しては、取得したいデータのAPI仕様などに由来して痒いところに手を届かせたくなることがあります。そこで今回はPowerQueryの内容を作り込んでみます...
記事を読むBun で実行可能バイナリをクロスコンパイルできるようになりました
はじめに # 去年の9月 Bun が 1.0 に到達したとき、開発環境に導入してみた記事を書きました。 開発環境の Node.js を Bun に置き換えてみる その後 Bun 1.1 で Windows 対応が行われ、真のクロスプラットフォームが実現されました。 Bun 1.1 | Bun Blog 実行可能バイナリを生成する機能は提供されていましたが、1.1.5 でクロスコンパイルの機能が実装されました...
記事を読むClaude 3 を使ってみたら「こんなアプリ作れたらいいなぁ」と温めていたアイデアがこいつですんじゃいました。
はじめに # こんにちは、今田です。 豆蔵社内のイベントで、AWSの生成AI勉強会があるというので、Claude 3 をちょっと触ってみようと思いました。 ChatGPTの情報はちょこちょこ追っていたので、「普通に人に頼むように口語で話しかけたら、人間みたいに返してくれるんだろうな」という感じで30分くらい使いました...
記事を読むLangChainのJava用ライブラリLangChain4jを使ってみる
はじめに # こんにちは。デジタル戦略支援事業部の三浦です。 今回はLangChainのJava用ライブラリである LangChain4j を触ってみたので紹介したいと思います。 LangChainとはLLM(大規模言語モデル)を利用したアプリケーション開発において便利な機能をまとめたフレームワークです。 多種の言語モデルを統一的なインターフェースで利用できることや、プロンプトテンプレート、会話履歴の保存、エンベディング、ベクトルDBとの接続など多くの機能に対応しています...
記事を読むマルチランタイム時代のモダン JavaScript レジストリ JSR を使ってみる
はじめに # JSR は JavaScript/TypeScript 用のパッケージレジストリです。 JSR: the JavaScript Registry 現在オープンベータの位置付けです。GitHub アカウントでサインアップ可能です。 Introducing JSR - the JavaScript Registry --> 2024.05.15追記Deno の標準ライブラリが JSR でホストされるようになりました...
記事を読む脳のメモリから「慣れ」を考察する ~新人エンジニアが最速で慣れるためにやったこと~
はじめに # 株式会社豆蔵の山下です。業界未経験の状態でしたが、昨年の8月に縁あって株式会社豆蔵に入社しました。 この度は、春という季節にふさわしいタイミングで、当時の自分を振り返りながら記事を書かせていただきました。 記事の対象とする人としては以下のとおりです。 プログラミング言語を習得し始めている人 つい最近新しい技術に触れなければならなくなった人 技術面でなんとなく悩んでいる人 また、以下の事柄については、この記事で言及しないものとします...
記事を読むMoodle 4.4をAmazon EC2にインストールする
こんにちは、庄司です。 組織が主導して新しい業務で必要になる知識や技能を習得する「リスキリング」や大学等で学び直す「リカレント教育」という言葉を聞くことが多くなりました。こうした研修で利用することの多い Learning Management System (LMS) に Moodle があります。Moodle は多くの大学や企業で実績があるオープンソースのソフトウェアで、学んだことや習得したスキルの証明に利用できるオープンバッジを発行する機能もあります...
記事を読む効率的なクラウドインフラ管理のためにIaCアプローチを活用する
本記事は現在開催中の新人向け連載に向けたものです。 ここでは、いち早く新人から脱却するための第一歩として、IaC(Infrastructure as Code)ツール導入のメリットや簡単な使い方を紹介します。 今やクラウド環境は当たり前の時代になりました。 クラウドといっても、昔は仮想マシンを作成してその中にアプリケーションや依存する各種ソフトウェアを構成するオンプレミス環境と同じような使い方が多かったです...
記事を読む新人さんに捧げる、やさしく楽しく解説するソフトウェア開発のプロジェクト用語(後編)
前回 は用語を半分解説したところで終わったので、今回はその後編として続きを説明していきます。 とあるプロジェクトのメール(再掲) # まずは前回のとあるプロジェクトのメールを再掲します。 プロジェクトが開始されるのに伴いキックオフを行います。ついては皆さんの参加をお願いします。 開発のスコープは調整中でしたが昨日ステークホルダーと決定しました。 進捗は線表をもとに管理していきます。決定したスコープをもとにまずはスケジュールの作成からお願いします。システムのカットオーバーは来年の3月末です...
記事を読むメーカーでのアジャイル、ウォーターフォール、そしてV字モデル:誤解を解き明かす
はじめに # 開発手法の選択はプロジェクトの成功に直結します。 私自身はアジャイル専門のコンサルタントではありませんが、メーカーでの開発プロセス改善のコンサルの中でアジャイルの導入も行っています。その中で、アジャイル、ウォーターフォール、V字モデルはよく誤解されがちな概念です。 この記事では、これらの違いと適用の際の考慮点について、私の個人的な経験と具体的な事例を交えて解説します...
記事を読むGoogle Apps Scriptを使ってAWS管理コンソールにアクセスする
こんにちは、庄司です。 過去の記事の中で Google Apps Script (GAS) を使って AWS にアクセスするコードを説明してきました。過去の記事では XML のパースや署名のためにサードパーティのライブラリを利用するため、パッケージングに Webpack を使っていました。 この記事では、サードパーティのライブラリを全く使用せず、したがって GAS のエディタを使ったコーディングだけでAWS管理コンソールにアクセスする方法を説明します...
記事を読むGitHub ActionsのセルフホステッドランナーとしてAWS CodeBuildを使う
今や代表的なCI/CDサービスとなったGitHub Actionsですが、去年そのワークフロー記法がAWS CodeBuildでも使えるようになりました[1]。 ただし、ここではあくまでパイプライン自体はCodeBuildのジョブとして動作します。このため、githubコンテキストが利用できなかったりGitHub Actionsのマーケットプレイス利用にも一部制限がありました[2]。 そうした中で、最近(2024-04-24)AWSから以下のリリースがありました...
記事を読むVS Code のキーマップを拡張を使わずカスタマイズしてみよう
はじめに # 新年度になったと思ったらもうゴールデンウィークですね。 突然ですが皆さんはどんなコードエディタを使っているでしょうか。今時は大体 Visual Studio Code (VS Code)ですよね。VS Code には色々な拡張が提供されており、自分好みの環境を構築できます。Vim や Emacs 風のキーマップを実現する拡張もあり、これらのエディタを使っていた人もスイッチしやすくなっています...
記事を読むスクラムガイドから読み取る「スプリントの中止」
はじめに # アジャイルグループの石田です。今回は、中々話題にあがりにくい「スプリントの中止」に関する話題です。 開発のリズムを大切にするスクラムの中で、そのリズムの要となるスプリントを途中で辞めるのはもちろん可能な限り避けたいものです。スクラムガイド2017では、「スプリントの中止がチームのトラウマになってしまうこともある」とさえ言っています。 とはいえ、やむを得ない事情というのはどんなプロジェクトにもあるもので、そういう時のことを事前に考えておくことも大切なことです...
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