
IoT を使ってみる(その2:AWS IoT モノの準備編)
前回は、AWS IoTの簡単接続手順(チュートリアル)を実行してIoTデバイス(Raspberry Pi)とAWS IoTの通信を行ってみました。 今回はチュートリアルを使わずに、AWS IoTコンソールを使って最初から「モノ」を登録していきましょう。 前置き # 前回使用したIoTデバイス(Raspberry Pi)に”電圧降下エラー”が頻発するようになってしまい、動作が不安定になってしまいました。 おそらく電源アダプタの劣化か、USBコネクタの不良あたりが原因でしょう...
記事を読むペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」のサブモデルを使う
前回はペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」の”重み”機能について紹介しました。 今回はPictMasterの”サブモデル”機能について紹介したいと思います。 一部の因子の組み合わせ網羅数を他の因子よりも多くしたい場合 # 2因子網羅のテストケースを効率よく生成するペアワイズ法ですが、特定の因子の組み合わせ網羅数を他の因子よりも多くしたい場合、テストケースの生成方法に工夫が必要になります...
記事を読むIoT を使ってみる(その1:AWS IoT チュートリアル編)
「IoT」という言葉が世の中に広まって、結構な時間が経ったと思います。 私達が日頃「ああ、これがIoTだ」と実感することはそれほど多くないと思いますが、IoTは私達の生活の中に着実に広がっています。 今回から数回に分けて、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)の「AWS IoT」とIoTデバイスの「Raspberry Pi」を使って、IoTについて紹介していきたいと思います。 また必要に応じて他社のIoTサービスやIoTデバイスについても比較検討してみたいと思います...
記事を読むペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」の重みを使う
前回はペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」の”エイリアス”について紹介しました。 今回はPictMasterの”重み”機能について紹介したいと思います。 組み合わせの一部を他より多くテストしたい場合 # 2因子網羅のテストケースを効率よく生成するペアワイズ法ですが、特定の因子・水準データだけを他の組み合わせよりも多くテストしたい場合、テストケースの生成方法に工夫が必要になります。 例えば、特に重要な因子・水準は他の因子・水準よりも重点的にテストしたい場合などが該当します...
記事を読む箱ひげ図と散布図を同時に描画して概要を把握する(層別・分析編)
前回は仕様書レビューの品質データを「箱ひげ図」と「散布図」に同時に描画して可視化するところまで実施しました。 今回は可視化したデータを”層別”して分析し、品質のチェックポイント(勘所)を見つけていきたいと思います。 層別 # 「層別」とは、数多くのデータを、データの特徴に基づいて、いくつかのグループに分けることです。 層別することでデータを分析し易くなります。 「分析」とは「物事を理解する」ことです。 ”層別”を使って物事を理解するところから始めましょう。 段階を追って層別していきます...
記事を読むペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」のエイリアスを使う
前回はペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」の”制約表”について紹介しました。 今回はPictMasterの”エイリアス”機能について紹介したいと思います。 テスト水準のいくつかが同一(同値)とみなせる場合 # 2因子網羅を効率よく生成するペアワイズ法ですが、水準データのいくつかについて全く同一とは言えないがほぼ同一(同値)ということができる場合、それらを”同一の値(同値)”とみなしてテストケースを生成し、全体のテストケース数を削減したい場合があります...
記事を読む箱ひげ図と散布図を同時に描画して概要を把握する(描画編)
以前のブログでは「箱ひげ図」を使ったデータの可視化手法をご紹介しました。 今回は「箱ひげ図」と「散布図」を使ってデータの可視化を行っていきたいと思います。 箱ひげ図とは(おさらい) # 箱ひげ図とは、下図に示すように最小値、第1四分位数、第2四分位数(中央値)、第3四分位数、最大値を持ち、第1四分位数から第3四分位数までの範囲を箱で描画し、最小値、最大値は箱の両端からそれぞれ線を引き出した図です。 箱は第2四分位数(中央値)で区切ってあります。 下図には平均値を箱の中の黒点で示しています...
記事を読むペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」の制約表を使う
前回はペアワイズ法をGUIから使う便利ツール「PictMaster」の基本操作を紹介しました。 今回は「PictMaster」の「制約表」について紹介します。 テストケースに制約を付けたいとき # 2因子網羅を効率よく生成するペアワイズ法ですが、テストケース生成時にテストケースに制約を設定したい場合が多々あります。 例えば、ある因子の水準を特定の環境にだけ割り当てたい、または割り当てたくない場合などです。 以前使用したテストケースの例題で考えてみましょう...
記事を読むペアワイズ法をGUIから使いこなすツール「PictMaster」の紹介
前々回、前回とペアワイズ法に関する情報を発信してきました。 今回は前回紹介したPICTをGUIから利用できるようにした便利ツールである「PictMaster」について紹介します。 PictMasterとは # 詳しくはPictMasterのサイトの説明を読んでいただくとして、PictMasterについて簡単にご説明します。 PictMasterはExcelベースのツールです。 Excel上で因子・水準等を設定するだけで簡単にPICTを操作して、結果をExcel表にして出力してくれます...
記事を読むペアワイズ法による組み合わせテストケース生成ツール「PICT」の紹介
先日のブログにて「ペアワイズ法」をご紹介しました。 その記事では組み合わせテストケースを作成する際に「PICT」というツールを使いました。 今回はペアワイズ法による組み合わせテストケース生成ツール「PICT」をご紹介いたします。 PICTとは # PICT (Pairwise Independent Combinatorial Testing tool) はMicrosoft社が開発したペアワイズ法による組み合わせテストケース生成ツールで、フリー(無償)で利用することが出来ます...
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