ディープラーニングモデルのオープンフォーマット「ONNX(Open Neural Network Exchange)」を使ってみる
ディープラーニング・アプリケーション開発キット”OpenVINO”を調べていた時、「ONNX」という単語に出会いました。 筆者の知らない単語だったので調べてみると、ONNX は「ディープラーニングモデルのオープンフォーマット」であることがわかりました。 今回はディープラーニングモデルのオープンフォーマット「ONNX」を紹介したいと思います...
記事を読むディープラーニング初心者がOpenVINOを使ってみる(その2:MobileNet画像分類編)
前回、ディープラーニング・アプリケーション開発キット OpenVINO のインストールと動作確認を実施しました。 今回は、ディープラーニングモデルの中の画像分類モデル「MobileNet V3」を見ていきたいと思います...
記事を読むディープラーニング初心者がOpenVINOを使ってみる(その1:インストール編)
今回から数回に分けて「ディープラーニング・アプリケーション開発キット”OpenVINO”」について紹介したいと思います。 実は、数年前に一度トライはしたものの、当時はまだWindowsプラットフォームでの運用が推奨されておらず、Windowsでの動作確認を断念していました。 最近はWindowsやRaspberryPiの運用報告もあるようなのでまた興味が出てきました。 今回は第一回目ということで「OpenVINOのインストール」と「チュートリアルの動作確認」まで行いたいと思います...
記事を読むペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」の原型シートを使う(因子編)
前回はペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」の”原型シート”機能(水準編)について紹介しました。 前回は水準のみ変更しましたが、今回は「因子」を変更してみようと思います。 既存のテストケースに因子を追加する # 以下の例で考えてみましょう。 因子が a, b, c の3個で、それぞれが2水準の値を持っている場合を想定します。 2因子間網羅のテストケースは以下のようになりました。 テストケース数は合計4個でした。 次に、因子d(2水準)が追加になった場合を考えてみます...
記事を読むIoT を使ってみる(その13:温湿度センサモジュールDHT11編)
前回は FreeRTOS の「セマフォ」を紹介しました。 今回はIoTデバイスに接続して使用する「温湿度センサモジュール DHT11」を紹介致します。 温湿度センサモジュール「DHT11」 # DHT11は、温度と湿度を同時に計測することができるセンサモジュールです。 ネットでDHT11を検索すると4ピン(単体版)のものと、3ピン(モジュール版)のものが見つかりますが、今回使用するのは3ピン(モジュール版)の方です...
記事を読むペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」の原型シートを使う(水準編)
前回はペアワイズ法テストケース生成ツール「PictMaster」の”カバレッジ指定”機能について紹介しました。 今回はPictMasterの”原型シート”機能について紹介したいと思います。 既存のテストケースを再利用する # ペアワイズ法を使えば複数の因子・水準からテストケースを効率よく生成できますが、網羅すればするほどテスト実行には時間も労力もかかります。 テスト対象の一部が変更になった場合に、”変更になった部分だけ”を追加でテストするテストケースを生成したい場合があります...
記事を読むIoT を使ってみる(その12:FreeRTOS排他制御編)
前回は「FreeRTOS」のタスク優先度を考察しました。 今回は「排他制御」について見ていきたいと思います。 排他制御とは # 複数のタスクが並列実行するプログラムにおいて、複数のタスクから利用される”共有資源"が存在する場合、複数のタスクが同時に”共有資源”にアクセスすると、”共有資源”に不整合が発生する場合があります。 ”共有資源”には、メモリや外部機器などが該当します...
記事を読む品質保証者の憂鬱「負のループを断ち切る」
筆者はこれまで35年ほどソフトウェア開発関係の仕事に従事してきました。 35年間の内訳は 25年間:ソフトウェア開発者(後半の数年は開発&品証の二足のわらじ) 10年間:ソフトウェア品質保証者 としてです。 社会人になったばかりの頃はソフトウェア開発部門に配属されました。 それ以降、ずっとソフトウェア開発を生業にしていこうと思っていたのですが、ある時先輩社員から「ソフトウェア品質」について熱く語られ、”ソフトウェア品質って面白いな”と考えるようになりました...
記事を読むIoT を使ってみる(その11:FreeRTOSタスク優先度編)
前回は「FreeRTOS」のタスクを紹介しました。 今回は前回説明できなかったタスクの挙動が優先度でどのように変わるのかを見ていきたいと思います。 サンプルプログラム # COMポートに”HIGH”、”LOW”の文字を出力する2つのタスクを用意しました。 タスクの優先度は初期値として両方とも「2」を設定しています...
記事を読むIoT を使ってみる(その10:FreeRTOSタスク編)
前回はESP32などの安価なIoTデバイスで利用できる「FreeRTOS」を紹介しました。 今回はFreeRTOSの詳細に入っていきたいと思います。 FreeRTOSのタスク # FreeRTOS では処理を実行する単位を「タスク」として構造化します。 各タスクは、システム内の他のタスクやスケジューラ自体に依存することなく、独自のコンテキスト内で実行されます。 任意の時点で実行できるタスクは 1 つだけであり、FreeRTOS スケジューラがどのタスクを実行させるかを決定します...
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