Nuxt3入門(第5回) - アプリケーションの設定情報を管理する
前回はNuxt3のルーティング機能について見てきました。 今回はNuxt3が提供する設定情報の管理機能を見ていきます。 Nuxt3では、アプリケーションの設定はRuntime Config(またはApp Config)を通して管理され、グローバルに参照できます。 とはいえ、パスワード等の機密性の高い設定は、ブラウザ上では参照不可とするべきです...
記事を読むNuxt3入門(第4回) - Nuxtのルーティングを理解する
前回はサンプルアプリのブログサイトがAPI経由でブログ情報を取得できるようにしました。 今回は、Nuxtアプリケーションでページ遷移に使うルーティングについて見ていきます。 Nuxt2でも同様ですが、Nuxt開発ではルーティング定義を個別に作成する必要はありません[1]。Nuxtではファイルシステムベースのルーティングを採用しており、pagesディレクトリ配下の構造でルートマッピング決まります...
記事を読むNuxt3入門(第3回) - ユニバーサルフェッチでデータを取得する
前回は簡単なブログサイトを作成し、Nuxtの基本機能や開発の流れを見てきました。 ただ、ここで作成したサンプルアプリのブログサイトは、表示するブログデータは固定値で保持していました。新しいブログを追加した場合は別途ビルドする必要があります。 実際のブログシステムでは、リアルタイムで最新ブログを取得したいところです。また、SEOや初期ロード時間を考慮して、クライアントサイドではなくサーバーサイドでレンダリングした意味のあるHTMLで取得できるようにしたいという要求もあるでしょう...
記事を読むNuxt3入門(第2回) - 簡単なNuxtアプリケーションを作成する
前回はNuxtの基本的なレンダリングモードを説明しました。 第2回は、実際に簡単なNuxtアプリケーションを作成し、Nuxt3の開発フローを見ていきます。 事前準備 # まずは、npx nuxi create sample-appを実行し、Nuxtのプロジェクトを作成します。 その後に今回使う以下ディレクトリを追加しておきます...
記事を読むNuxt3入門(第1回) - Nuxtがサポートするレンダリングモードを理解する
Vue.jsのハイブリッドフレームワークとして人気のNuxtですが、メジャーアップデートとなるNuxt3がそろそろGAになりそうです。 Vue3やNitro、Vite等、多くの変更があるNuxt3ですが2022年春にRC版が公開された後、ハイペースで更新が続きかなり安定してきた印象です。 ここでは、Nuxt3入門と題してNuxt3が提供する基本機能について連載を書いていきたいと思います。 まず、初回はNuxtが提供するレンダリングモードを整理します...
記事を読むCloud Custodian: AWSリソース作成時に自動でOwnerタグをつける
技術検証等の目的で1つのAWSアカウントを組織内で共有して利用することは結構多いかと思います。 弊社でもサンドボックスAWSアカウントを保有しており、個人の勉強からプロジェクトでの技術検証まで様々な用途で利用されています。 ここでよくある悩みの種は、AWSリソースを消し忘れて意図しない課金が発生してしまうことです。目的によっては一時的に高スペックなEC2インスタンスを起動することもありますが、利用終了後に消し忘れると継続的に高価な請求がきます...
記事を読むAWS Controllers for Kubernetes(ACK): AWSサービスをKubernetesカスタムリソースで管理する
Kubernetesを利用した開発では、クラスタ内で動作するアプリケーションやミドルウェアをDeploymentやStatefulSet等のKubernetes APIリソースとして管理します。 また、これにArgoCDやFlux等のデプロイツールを組み合わせて継続的にクラスタに同期することが一般的です。 一方で、クラウド環境を利用する場合は、クラウドベンダーが提供するサービスを使うことが多いかと思います...
記事を読むEKS Blueprints(CDK)ですぐ使える実用的なEKSクラスタ環境を簡単に手に入れる
EKSクラスタを構築するには、Kubernetesだけでなくその土台となるAWSネットワーク・セキュリティの知識も少なからず必要です。 また、素のEKSクラスタをそのまま利用することはほとんどなく、Ingress Controllerやオートスケーラー、メトリクスコレクター等多くのツールを別途セットアップする必要があります。 複数チームで共有するようなマルチテナント環境の場合は、NamespaceやRBAC等、やることはたくさんあります...
記事を読むkubectl debugを使ってKubernetesのコンテナをデバッグする
2022-08-23にKubernetesのv1.25がリリースされました。 Kubernetes公式ブログ - Kubernetes v1.25: Combiner PSP(Pod Security Policy)の削除等、多くの変更がありますが、Ephemeral ContainersがBetaからStableバージョンとなりました。 この機能はkubectl debugコマンド[1]で使用できますが、あまり使ったことがなく、これを機に改めて使い方を調べてみましたのでご紹介します...
記事を読むNetlify Split TestingでGitブランチベースのA/Bテストをする
不特定多数のユーザーに公開するWebサイトでは、UI/UXの改善がエンゲージメントやコンバージョン等の指標に良い影響があるのかは、実際に公開してみないと分からないことが多いかと思います。 ここでよく利用されるリリース戦略はA/Bテストです。 運用中のバージョン(Aパターン)に加えて、変更後のサイト(Bパターン)を同一ドメインで並行して公開し、Cookie等の値を利用して一定の割合でBパターンにもリクエストを振り向けます...
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