Google Test を使ってみる(その5:GoogleMock編)
前回は Google Test の実行をサポートするVSCode拡張機能「GoogleTest Adapter」の設定や使い方を紹介しました。 今回は Google Test を使う際によく使われるモック・フレームワーク「Google Mock」の簡単な使い方を紹介したいと思います。 Google Mock とは # Google Mock は「Google C++ Mocking Framework」の略称です...
記事を読むStep CI をアプリケーション開発に適用してみた流れを紹介
はじめに # 小規模なアプリケーションを開発する機会があったので、以前、ココで紹介したStep CIを実際に適用してみたので、一例としてその流れを紹介します。 ※アプリケーションのスペックやコードはイメージを付けて頂きやすいように本書用に書き起こしたもので実際のものとは異なります。 アプリケーションスペック # 今回、適用したアプリケーションの概要は以下の通りです...
記事を読むJava用モック・フレームワーク「Mockito」を使ってみる(その3:テストケースをまとめる編)
前回は「Mockito」でvoid型メソッドをモック化する方法について解説しました。 今回は「複数のテストケースを1つのテストケースにまとめる」方法について解説したいと思います。 テストケース数が多くなりすぎた時 # これまで使用してきたサンプルプログラム「FooController」と「BarSensor」の仕様を再度確認します。 「BarSensor」の仕様: 対象物との距離を測定する「scan」メソッドを持つ。戻り値はInt型...
記事を読むAWS Device Farmでスマートフォンのクロスブラウザテスト環境を構築する
はじめに # 「AppiumとAndroidエミュレータでスマートフォンのクロスブラウザテスト環境を構築する」 はローカル環境での実行方法の説明でした。 今回はAWS Device Farm での実行方法を説明させていただきます。 --> AWS Device FarmAWS Device Farm は、広範なデスクトップブラウザと実際のモバイルデバイスでテストすることにより、ウェブアプリとモバイルアプリの品質を向上させるアプリケーションテストサービスです...
記事を読むJava用モック・フレームワーク「Mockito」を使ってみる(その2:void型メソッドのモック編)
前回は「Mockito」の基本的な使い方を解説しました。 今回は「void型メソッド」をモック化する方法を解説したいと思います。 「whenメソッド」と「doメソッド」 # void型メソッドのモック化について解説する前に、モックの動作定義について再度説明したいと思います。 前回はモックの動作を定義するとき「whenメソッド(when/thenReturn)」を使用しました...
記事を読むJava用モック・フレームワーク「Mockito」を使ってみる(その1:基本編)
「Mockito」とは # Mockito は、Java でユニットテストを行う際に使用されるモック・フレームワーク(mocking framework)です。 Mockito を使用すると、実際のオブジェクトの代わりに「モック(仮の実装)」を作成し、テストケース内で特定の振る舞いを模倣できます。 外部依存の他のクラスが完成していない状態でも、独立してテストを実行することができます。 Mockito は、テスト駆動開発(TDD)と相性が良く、コードの品質を向上させるのに役立つツールです...
記事を読むコードカバレッジの血の海から抜けて網羅度のBlueOceanを探そう
この記事は夏のリレー連載2023の7日目、バカンス枠の記事[1]です!! 弊社では月次で「豆寄席」という技術イベントを開催していまして、先日のイベントではテスト界隈で著名な湯本剛氏に「アジャイル開発におけるQAエンジニアの関わり方」という演題でご登壇頂きました。 講演の主題[2]も非常に示唆に富んだものだったのですが、トピックとして網羅について語られていた部分が筆者の心に刺さりました。そこで私見を多々交えつつ網羅度について整理してみたいと思います...
記事を読むAppiumとAndroidエミュレータでスマートフォンのクロスブラウザテスト環境を構築する
はじめに # スマートフォン対応の Web アプリの場合は、 エンドユーザがスマホでブラウザを起動してアクセスするのが最も一般的な利用形態となっており、スマホ端末とブラウザの組み合わせのバリエーションを考慮した動作確認が必須となっています...
記事を読むテストのフレイキーさを簡単に確認するためにレポートツールAllureを利用する
フレイキーなテスト(flaky test[1])とは、ソースコードに変更を加えていないにも関わらず成功と失敗の両方の結果を出すテストです。ソフトウェアテストのシンポジウムJaSSTでのGoogleのJohn Micco氏の講演[2]などが有名ですね。 「フレイキーさ」はテストを自動化していくとついてまわる問題であり、放置してしまうといわゆるオオカミ少年効果[3]により順調なデプロイを妨げる一因になり得ます...
記事を読むGatling - DSL で API の負荷テストを書いて実行する
Gatling は JMeter と同様な Web サービスの負荷テストツールです。 Gatling - Professional Load Testing Tool エンタープライズ向けの有償サービス(オンプレ/クラウド)もありますが、バイナリをダウンロードして利用することも可能です。 JMeter より後発なのでモダンになっています...
記事を読む
