AWS Device Farmでスマートフォンのクロスブラウザテスト環境を構築する
はじめに # 「AppiumとAndroidエミュレータでスマートフォンのクロスブラウザテスト環境を構築する」 はローカル環境での実行方法の説明でした。 今回はAWS Device Farm での実行方法を説明させていただきます。 --> AWS Device FarmAWS Device Farm は、広範なデスクトップブラウザと実際のモバイルデバイスでテストすることにより、ウェブアプリとモバイルアプリの品質を向上させるアプリケーションテストサービスです...
記事を読むJava用モック・フレームワーク「Mockito」を使ってみる(その2:void型メソッドのモック編)
前回は「Mockito」の基本的な使い方を解説しました。 今回は「void型メソッド」をモック化する方法を解説したいと思います。 「whenメソッド」と「doメソッド」 # void型メソッドのモック化について解説する前に、モックの動作定義について再度説明したいと思います。 前回はモックの動作を定義するとき「whenメソッド(when/thenReturn)」を使用しました...
記事を読むJava用モック・フレームワーク「Mockito」を使ってみる(その1:基本編)
「Mockito」とは # Mockito は、Java でユニットテストを行う際に使用されるモック・フレームワーク(mocking framework)です。 Mockito を使用すると、実際のオブジェクトの代わりに「モック(仮の実装)」を作成し、テストケース内で特定の振る舞いを模倣できます。 外部依存の他のクラスが完成していない状態でも、独立してテストを実行することができます。 Mockito は、テスト駆動開発(TDD)と相性が良く、コードの品質を向上させるのに役立つツールです...
記事を読むコードカバレッジの血の海から抜けて網羅度のBlueOceanを探そう
この記事は夏のリレー連載2023の7日目、バカンス枠の記事[1]です!! 弊社では月次で「豆寄席」という技術イベントを開催していまして、先日のイベントではテスト界隈で著名な湯本剛氏に「アジャイル開発におけるQAエンジニアの関わり方」という演題でご登壇頂きました。 講演の主題[2]も非常に示唆に富んだものだったのですが、トピックとして網羅について語られていた部分が筆者の心に刺さりました。そこで私見を多々交えつつ網羅度について整理してみたいと思います...
記事を読むAppiumとAndroidエミュレータでスマートフォンのクロスブラウザテスト環境を構築する
はじめに # スマートフォン対応の Web アプリの場合は、 エンドユーザがスマホでブラウザを起動してアクセスするのが最も一般的な利用形態となっており、スマホ端末とブラウザの組み合わせのバリエーションを考慮した動作確認が必須となっています...
記事を読むテストのフレイキーさを簡単に確認するためにレポートツールAllureを利用する
フレイキーなテスト(flaky test[1])とは、ソースコードに変更を加えていないにも関わらず成功と失敗の両方の結果を出すテストです。ソフトウェアテストのシンポジウムJaSSTでのGoogleのJohn Micco氏の講演[2]などが有名ですね。 「フレイキーさ」はテストを自動化していくとついてまわる問題であり、放置してしまうといわゆるオオカミ少年効果[3]により順調なデプロイを妨げる一因になり得ます...
記事を読むGatling - DSL で API の負荷テストを書いて実行する
Gatling は JMeter と同様な Web サービスの負荷テストツールです。 Gatling - Professional Load Testing Tool エンタープライズ向けの有償サービス(オンプレ/クラウド)もありますが、バイナリをダウンロードして利用することも可能です。 JMeter より後発なのでモダンになっています...
記事を読むContract TestをGitlab CIのパイプラインに組み込む
前回の記事では異なる採用技術の間でもContract Testによって結合性が確認できることを紹介しました。 ここまで便利に使えるということは、パイプラインに組み込んで「デプロイしても問題が起きないバージョン」のアプリケーションをデプロイするように制御してみたくなると思います。 そこで今回はPact cliツールの簡単な説明とあわせ、CI/CDのパイプラインへのContract Testの組み込みを紹介します...
記事を読むJSTQB認定テスト技術者試験(CTFL)受験記
庄司です。 ソフトウェアテスト技術者の認定資格「JSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level試験」を3月4日受験しました。 この試験は AWS 認定資格同様 NDA があるため出題内容等については書くことができませんのであらかじめご了承ください。 受験までの流れ # まず、日本におけるソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織である JSTQB の試験実施要領にアクセスしました。 ここで、2022年10月から CBT に移行したことを知りました...
記事を読む異言語間でContract Testを実施する
前回の記事でTipsを書きますと告知してから早3ヶ月となります。 これ以上ハードルを上げると小ネタといいつつそこそこのものを書かないといけないことになりそうなので、今回はPactの利点の1つである異なる言語間でのContract Testの実装例を紹介します。 前回までのおさらい # 前回までにフロントエンド/バックエンドの間でhttp通信を行うサンプルアプリを題材にして、Contract TestでAPIの結合可能性を検証可能なことを説明してきました...
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