QtWidgets vs QtQuick
ロボットシステムを構成する機器としてティーチングペンダントは欠かせない存在です。 弊社ではティーチングペンダントのGUI開発フレームワークとしてQtを採用することが多いです。 QtはQtWidgetsとQtQuickという2つのユーザインタフェースを提供しており、GUI開発を担当する身としては、どちらを採用するかたびたび悩まされます。 今回はそんなQtWidgetsとQtQuickを比較していきたいと思います...
記事を読むCCTagマーカーを使ってみた
はじめに # 今回は画像認識用のマーカーの一種であるCCTagについて紹介します。 CCTagはC/C++で実装されたライブラリです。 ロボットと画像認識は切っても切り離せない関係にあり、近年では画像認識により自律的に動作したり、周囲の様子を把握して移動するロボットが多く登場してきています。 画像認識には様々な技術がありますが、画像認識を補助するマーカーを用いる事で対象の位置姿勢を推測する手法はよく見受けられます...
記事を読むBlocklyによるビジュアルプログラミングの紹介
教育の現場ではプログラミング教育が必修となりましたが、プログラミング言語も日本語や英語と同じ言語ですので文法や単語を覚える必要があります。また、プログラミングが難しいと思われる原因の1つにキーボードでのキー入力があるかと思います。 ビジュアルプログラミング環境としてBlocklyが注目されています。 Blocklyはプログラムがテキストではなくブロックとして表現されています。極力キー入力せずにマウス操作でブロックを選択し、組み合わせることで直感的にプログラムロジックを構築できます...
記事を読む「Universal Robots」のUR+でURCap開発
こんにちは。小川です。 今回はUniversal Robots社が提供するUniversal Robots+(UR+)の紹介とURCapの開発についてご紹介します。 Universal Robotsについて # Universal Robots(ユニバーサルロボット)はデンマークに拠点を置く、協働ロボットのメーカーです。 設立は2005年で協働ロボット市場では名の知れた企業です。 ChatGPTに聞いてみましたが一番に挙げられていました。(ちょっと日本語おかしくなっていますが...
記事を読むRealSense D435fでDisparity Shiftを調整した話
Intel社のRealSenseシリーズのD435fをハンドアイ構成で(ロボットの手先に固定して)ビンピッキング[1]を行う研究開発を行いました。 その際にRealSenseのカメラパラメータである Disparity Shift を調整してワークの撮像距離の最適化に取り組んだのでご紹介いたします。 D435fは従来のD435に対してIR(Infrared:赤外線)パスフィルタが追加された3Dカメラです...
記事を読むURのシミュレータ環境をDockerで構築する
Universal Robots社の協働ロボットであるURのシミュレータについてご紹介いたします。 URはUniversal Robots+(UR+)に対応した周辺機器(ロボットハンドなど)と容易に接続でき、オリックス・レンテックなどでレンタルも可能なので、ロボット導入前のPoC(Proof of Concept)や研究開発でURを活用される方も多いと思います...
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