コンテナ内から Rancher Desktop のホストに接続する方法
庄司です。 Rancher Desktop で実行しているコンテナ内からホストにアクセスしたくなる場合があります。 コンテナはそれぞれ固有のIPアドレスを持っています。コンテナをグルーピングして特定のコンテナ間でセキュアな通信もできます。これを応用してサイドカーパターンなどが実現できますが、逆にいうと、コンテナからホストにアクセスしたいと考えて localhost を指定してもそれは単にコンテナ自身をしているということになります...
記事を読むSealedSecretsでKubernetesコンテナのシークレット情報をGit管理する
GitOpsが普及し、アプリケーションのソースコードだけでなく、インフラを含めた全ての構成情報をGitで管理して、ランタイム環境と同期を取ることが一般的になってきました。 そんなときに常に悩みの種となるのはシークレット情報です。 一般的にプロジェクトの資材にはデータベースのパスワードやAPIトークン、各種証明書等、Git管理に適さないものを含みます...
記事を読むTelepresence - EKSのワークロードをローカル環境でデバッグする
クラウド環境で動作しているアプリケーションのデバッグはどうしていますか? ローカル環境であれば、ローカルプロセスで起動したアプリに対してお気に入りのIDEで簡単にデバッグできますが、クラウド環境の場合はそうはいきません。 デバッグ用のコードを埋め込んでデプロイして、原因が分かったらコードを修正して、再びデプロイして。。...
記事を読むセキュリティソフト ESET を利用している環境で Rancher Desktop (lima) を使う
庄司です。 皆さんは mac でセキュリティ対策ソフトウェアに何をお使いでしょうか。私は ESET を使用しています。 ESET のファイアウォール機能を有効にして Docker Desktop の代替として Rancher Desktop や lima を使用していると、イメージを pull するときにエラーが発生し困ったことがあり、その回避方法について調べてみました。 --> Warningこの記事では、ファイアウォールにアプリケーションを許可する方法で回避する手順を示しています...
記事を読むStrimzi - Kubernetes で Kafka を運用するための Operators
Apache Kafka は高速でスケーラブルな pub/sub 型の分散メッセージングシステムです。Kafka クラスターに配置された Topic に Consumer アプリが Subscribe し、Producer が送信するメッセージを順次処理していきます。 Kafka はコンテナや Kubernetes 以前からの歴史があり、近年 Kubernetes で運用する事例も増えてきています...
記事を読むサービスメッシュが解決しようとしている課題
庄司です。 この記事では、サービスメッシュがどのような課題を解決しようとしているかについて概説します。 アプリケーションは、時間の経過とともに大きく複雑になっていきます。モノリスで始めたアプリケーションもやがて単一のチームでは手に負えなくなります。 やがて分割する時期を迎えます。アプリケーションを分割したそれぞれの部分 (パート) を SOA 時代以降では「サービス」と呼びます...
記事を読むFlagger と Ingress Nginx でA/Bテストをする
前回は、FlaggerとNginxのIngress Controllerを使ってカナリアリリースを試しました。 Flagger と Ingress Nginx でカナリアリリースをする 今回はA/Bテストの方を試したいと思います。 前回のカナリアリリースは、徐々にカナリアバージョンのトラフィック量を増やしながら切り替えていく形でした...
記事を読むFlagger と Ingress Nginx でカナリアリリースをする
Kubernetesはデフォルトではローリングアップデート(RollingUpdate)とPod再生成(Recreate)をデプロイ時の戦略として利用できます。 特にデフォルトのデプロイ戦略であるRollingUpdateは、ゼロダウンタイムで順次新バージョンをリリースさせていく方式ですが欠点もあります。 たとえば、Pod(アプリケーション)の起動には成功するものの、バグ等が原因で正常なサービスとして提供できていない場合です...
記事を読むKubernetes v1.24がリリースされました
2022/05/03 Kubernetesのv1.24がリリースされました。 Kubernetes 1.24: Stargazer 詳細な変更履歴はこちらで確認できます。 以下個人的に大きいと感じた変更点についてまとめてみました。 Dockershim削除 # 今回のリリースで一番の目玉はやはりDockershimの削除でしょうね。 v1.20でDeprecatedになったDockershimが削除され、v1.24以降はコンテナランタイムとしてDockerは使えなくなります...
記事を読むMizu(水)でマイクロサービスのトラフィックを分析する
--> Caution本記事の内容は古くなっています。MizuはKubesharkにリブランディングされていることを確認しています。 GitHub - Kubeshark Kubernetesでおもしろいツールを見つけたので、ご紹介したいと思います。 その名もMizuです。ロゴを見れば分かるように日本語の「水」から名付けられたものです...
記事を読む