IaCでSales Support Systemのインフラ構築
はじめに # 営業支援システム(Sales Support System)で導入した API Gateway+CloudMap+ECS(Fargate)の Terraform での構築手順を紹介します。 背景 # 以下に上げる保守性の問題から AWS のコンテナ環境を EKS から ECS へ移行することにしました。 なお、Fargate については継続使用としています...
記事を読むTerraformコードのリファクタリング
はじめに # Terraform のコードに対してリネームやリソースのモジュール間で移動すると、 terraform applyした際にリネームしたリソースの削除/再生成が行われてしまいます。 そこで、実際のインフラに影響を与えずにリソース名の変更およびリソースのモジュール間の移動するための手順を紹介します...
記事を読むAWS CloudFormationでやさしくネットワーク構築 - IPv6対応、NATゲートウェイ設置切替作業も易しくてお財布にも優しい!
背景 # AWSを使ってちょっと技術検証してみたいとき、何をするにも必ずと言っていいほどまず最初にVPCをはじめとするネットワークを用意しますよね。そして、できれば新しくVPCから用意してクリーンな状態のネットワークを用意したいですよね。 VPCとその周辺のネットワークリソースはAWSマネジメントコンソールから簡単に作成できます。しかし、それを後始末する作業が面倒です。いきなりVPCをまるごと削除とかできたら楽なのですがそうはいきません...
記事を読むServerless Framework v4 の変更点を整理する
先日(2024-06-14)Serverless Framework v4のGAリリースが発表されました。 Serverless Framework V4 Generally Available 今回はこのv4リリースについて、主要な変更点を主観的に整理してみました。 ライセンス変更 # 対象ユーザーに該当する場合は、インパクトが大きいのはやはりこれですね。2023年に事前予告はありましたが、それに沿った形である程度の売上規模を持つ組織での利用が有償になります...
記事を読む効率的なクラウドインフラ管理のためにIaCアプローチを活用する
本記事は現在開催中の新人向け連載に向けたものです。 ここでは、いち早く新人から脱却するための第一歩として、IaC(Infrastructure as Code)ツール導入のメリットや簡単な使い方を紹介します。 今やクラウド環境は当たり前の時代になりました。 クラウドといっても、昔は仮想マシンを作成してその中にアプリケーションや依存する各種ソフトウェアを構成するオンプレミス環境と同じような使い方が多かったです...
記事を読むPulumiベースのSST(v3)でサーバーレスアプリケーションをデプロイする
AWS Lambdaを始めとするサーバーレスアプリケーションのデプロイに何を使っていますか? Serverless FrameworkやSAM(Serverless Application Model)、AWS CDK、Terraform等、数多くの選択肢がありどれを使うか悩みますね。 その中でも、CloudFormationをベースにするServerless Frameworkは結構普及したと思いますが、v4からは一定規模以上の組織では有償化される予定です[1]...
記事を読むTerraformでのAmazon Aurora PostgreSQLのメジャーバージョンアップ手順
営業支援システム(Sales Support System)で実施したAmazon Aurora PostgreSQLのメジャーバージョンアップ手順について紹介します。 前提事項 # ここで紹介する手順では以下のことを前提としています...
記事を読むRustで書いたコードをAWS Lambdaにデプロイする
最近のRustの勢いはホントにすごいですね。新サービス・プロダクトの実装言語としてRustを採用したというニュースをあちこちで聞くようになりましたね。 この勢いだとシステムプログラミングの領域だけでなく、エンタープライズ系のシステムにもRustの快進撃が波及してきそうです。 今更感ありますが、筆者もRustaceanになるべくRustのキャッチアップを始めたところです...
記事を読むAWS Controllers for Kubernetes(ACK): AWSサービスをKubernetesカスタムリソースで管理する
Kubernetesを利用した開発では、クラスタ内で動作するアプリケーションやミドルウェアをDeploymentやStatefulSet等のKubernetes APIリソースとして管理します。 また、これにArgoCDやFlux等のデプロイツールを組み合わせて継続的にクラスタに同期することが一般的です。 一方で、クラウド環境を利用する場合は、クラウドベンダーが提供するサービスを使うことが多いかと思います...
記事を読むEKS Blueprints(CDK)ですぐ使える実用的なEKSクラスタ環境を簡単に手に入れる
EKSクラスタを構築するには、Kubernetesだけでなくその土台となるAWSネットワーク・セキュリティの知識も少なからず必要です。 また、素のEKSクラスタをそのまま利用することはほとんどなく、Ingress Controllerやオートスケーラー、メトリクスコレクター等多くのツールを別途セットアップする必要があります。 複数チームで共有するようなマルチテナント環境の場合は、NamespaceやRBAC等、やることはたくさんあります...
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