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AWS認定12冠達成レポート

| 5 min read
Author: shigeki-shoji shigeki-shojiの画像

こんにちは、庄司です。

9月23日に、AWS Certified: SAP on AWS – Specialty (PAS) 試験に合格しついに12冠を達成しました。
試験に向けての準備は、このサイトの別の記事「AWS認定資格を12個すべて取得したので勉強したことなどをまとめます」を参照してください。
この記事では、12冠に至る計画と実績の差や認定の利点について説明します。

計画前

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私は2019年にAWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA) を取得していました。AWS認定は有効期限が3年です。そのまま2022年3月3日に失効してしまいました。

弊社では、隔月のハッカソンというイベントがあります。2022年6月のハッカソンで12冠を目指している方 (上記記事の著者の白谷さんです) に刺激を受け、2022年9月17日にAWS Certified Cloud Practitioner (CLF) を取得しました。

次を考えてみたとき SAA を再度受験するのも気乗りせず、AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP) の受験の予約を済ませたぐらいの時期に JAWS-UG KOBE のイベントに参加して、懇親会で認定試験について会話したのを覚えています。SAP 取れたら SAA はとらなくていいんじゃないのとか、失効している気持ち悪さはわかるので自分ならとるだろうとか、いろいろな考えがありました。

2022年10月22日に予約していた SAP 試験も無事合格できました。この時点ではまだ12冠を目指そうとまでは考えていなかったものの、前述のように更新し損なうことを避けたいなとも考えていました。

計画

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AWS認定は、Professional 系の上位資格を取得すると、自動的に下位の Associate、基礎となる Cloud Practitioner の有効期限がその上位資格の期限まで延長されます。失効した SAA ではなく SAP を受験しようと思った動機には、あわよくば失効した SAA が復活更新されるのではということがあったのですが、それは先の JAWS-UG KOBE での懇親会で打ち砕かれていました。

失効させないということだけを目的にするなら、Professional 系の認定と Specialty 系の認定取得時期をうまく考えると更新祭りを乗り切れそうです。

Solutions Architect - Professional (SAP) と DevOps Engineer – Professional (DOP) は1年ずらそうと思いました。つまり、DOP は2023年10月、隔月で Specialty 系の取得を目指し、Associate 系は適当なタイミングで取得しようと計画しました。

実績

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3月までは計画通りに進めていました。4月20日、21日に幕張メッセでAWS Summit Tokyoがあり、データベースに関連した Specialty の DAS と DBS を同月に取得しておきたいという思いが強くなり計画を前に倒しました。

写真は AWS Summit Tokyo での戦利品です。

ここまでは順調に取得できたので、調子に乗って5月に DOP と ANS に取り組みましたが、前者は取得できたものの、後者は不合格となりました。

当初計画では Specialty 系なので6月でもいいかなとは思ったものの受験日を調整できず、ANS の再受験は7月になりました。

そして、最後の PAS、これに私は苦戦し3回目の9月23日にようやく合格し12冠を達成しました。

各認定について

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これはあくまでも個人的感想です。次のような順番で受験すると知識が有機的に結びついてよさそうに思いました。利点を合わせて記述します。

1. Cloud Practitioner (CLF)

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広い範囲でどんなサービスがあり、クラウド活用を考える基礎的なことを理解できます。範囲が広いため Associate 系より難しく感じる人もいるでしょう。

2. Solutions Architect – Associate (SAA)

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CLF の学習の次は、SAA がいいと思います。AWS でシステムを構築するときによく使用するサービスがカバーされています。

3. Developer – Associate (DVA)、SysOps Administrator – Associate (SOA)

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AWS を活用した DevOps エンジニアを目指す場合は、この2つで CI/CD や運用の基本的なことを学べます。

4. DevOps Engineer – Professional (DOP)

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DVA、SOA を学習したら、DOP を目指してより深く学ぶとよさそうです。

5. Specialty 系 (SCS、DBS、DAS)

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とにかく12冠を目指したいという方以外は、担当する領域によって必要な認定が違ってきそうです。
ですが、Solutions Architect – Professional (SAP) 取得を目指す場合は、次の Specialty 系の学習をしておいた方がいいと思います。

  1. AWS Certified Security – Specialty (SCS): クラウドをどのようにすればセキュアに利用できるかを学べます。
  2. AWS Certified Database – Specialty (DBS): アーキテクトとしてはデータベースの知識は必須です。リレーショナルデータベースだけでなく、NoSQL 等も含めて学べます。
  3. AWS Certified Data Analytics – Specialty (DAS): データベースに蓄積されたデータを活用できなければ、価値がないでしょう。どのように分析するかというようなことを学べます。

さらに、AWS Certified Advanced Networking – Specialty (ANS) を学習し終えていると SAP 取得がかなり楽になると思いますが、ANS の知識レベルはかなり深く、そこまでの知識がなくても SAP は取得できます。

6. Solutions Architect – Professional (SAP)

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さまざまなケースで、どのサービスを選択するのが良いかを学ぶことができます。

7. Specialty 系 (MLS、PAS、ANS)

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AWS Certified: SAP on AWS – Specialty (PAS) は、オンプレミスの SAP を AWS に移行することにフォーカスされていると思います。ですが、SAP だけでなくオンプレミスや EC2 を活用している場合には、移行や運用のヒントを得られると思います。

AWS Certified Machine Learning – Specialty (MLS) は、AWS にどのような機械学習のサービスがあるかを知りたい場合、役立つと思います。

最後に AWS Certified Advanced Networking – Specialty (ANS)、オンプレミスと AWS を接続して運用するために必要なスキルを身につけることができます。おそらくソフトウェア定義ネットワーク (SDN - Software Defined Network) とは何か、クラウドとは何かという根幹を理解できると考えています。

終わりに

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私は AWS クラウドの経験が7年以上あります。この経験ではオンプレミスの頃の知識をベースに、同様の機能を持ったサービスを選択することが多くありました。

認定試験に取り組む学習を進めていくと、今まで認識したことのなかったサービスを知ることができ、あの時のユースケースではこちらを使った方が良かったのではないかとか思い当たる場面に遭遇したり、あの時に知っている知識で対応した方法よりも、もっとスマートな方法があったことに気づかされたりもしました。

こうした学びや気づきが有機的に結びついて、お客様により価値のある提案が可能になるため認定試験に取り組んできて良かったと考えています。さらに、これで学習が終わりだというわけではなく継続的に知識をアップデートし続けることも大事だと考えています。

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