ミューテーションテストの技法でテストの十分性を評価する
これは豆蔵デベロッパーサイトアドベントカレンダー2024第3日目の記事です。 以前の記事でミューテーションテストについて軽く紹介しましたが、具体的な手法については紹介できていませんでした。そこで今回は以前の記事で利用してきた「よくあるサンプルアプリ」を題材にして[1]Javaの開発プロジェクトにミューテーションテストを組み込んでみます...
記事を読むDX御伽噺:イマドキ開発のちょっぴり怖い話
この記事は夏のリレー連載2024の3日目の記事です。 暑い日が続きますね。そんな時には寒気を感じるような怖い話が聞きたくなります(よね?)。 ということで、今日は最近出てきている公開情報などをベースに、筆者が怖いと思ったことに基づいた作り噺をお届けします。登場人物や組織名は架空のものですし、見解については筆者個人のものであって所属会社の見解などは一切関係ありません。それでは、はじまりはじまり~!! トータス社のこと # あるところにトータス社という老舗眼鏡メーカーがありました...
記事を読むExcelを使って簡単にオープンデータを分析する(発展編)
前回の記事ではExcelとPowerQueryを利用して簡単にインターネット上の公開データを分析する手法を紹介しました。これでも手軽にデータを取得/分析するには十分ではあるのですが、もう少し作り込むことで簡単なデータ分析ツールとして活用できるようになります。 特にデータ取得の部分に関しては、取得したいデータのAPI仕様などに由来して痒いところに手を届かせたくなることがあります。そこで今回はPowerQueryの内容を作り込んでみます...
記事を読むExcelを使って簡単にオープンデータを分析する
少し前までは防寒着が手放せなかったのですが、すっかり暖かくなりましたね。外に出るとピカピカのランドセルやパリッとしたスーツを身に纏い、新生活に心躍らせていそうな人の姿が目にも眩しく映ります。今でこそマナー、ナニソレな言動が多くなりつつある(らしい)筆者ではありますが、ン年前[1]の新社会人時代にはビジネスマナーやら文書作成やら、ビジネススキルを含む研修に右往左往していたことを懐かしく思い出します。 さて、新人研修でよく登場するツールにみんな大好き表計算ツールのExcelがあるかと思います...
記事を読む全銀システム障害に片想いしてみる
この記事は豆蔵デベロッパーサイトアドベントカレンダー2023第5日目の記事です。 前回投稿からだいぶ時間が空いてしまいましたが、皆様お元気でしょうか。気付けば年の瀬に差し掛かってしまいました。流行りモノは押さえておく性分の筆者は、今年はシッカリとコロナもインフルエンザもカバーしました。幸いなことに5類移行後のタイミングでしたので病院探しに奔走することもなく無事に回復しています。医師の診断を受けて対策できることの安心感は半端ないですね...
記事を読むコードカバレッジの血の海から抜けて網羅度のBlueOceanを探そう
この記事は夏のリレー連載2023の7日目、バカンス枠の記事[1]です!! 弊社では月次で「豆寄席」という技術イベントを開催していまして、先日のイベントではテスト界隈で著名な湯本剛氏に「アジャイル開発におけるQAエンジニアの関わり方」という演題でご登壇頂きました。 講演の主題[2]も非常に示唆に富んだものだったのですが、トピックとして網羅について語られていた部分が筆者の心に刺さりました。そこで私見を多々交えつつ網羅度について整理してみたいと思います...
記事を読むPodman Desktopがv1.0になったのでwindows版を試してみたところ、気付いたらv1.1に上がるくらいに機能豊富だった話
少し前にRedHatからPodman Desktopのv1.0がリリースされました。Podmanは当Developer Siteでも紹介されていますが、デーモンレスに動作する[1]という特色を持つコンテナの開発/実行/管理ツールです。 より身近な関心毎として、Podman Desktopはオープンソースであり、2022年に有償化されてしまったDocker Desktopの代替[2]として活用できる可能性があります...
記事を読むテストのフレイキーさを簡単に確認するためにレポートツールAllureを利用する
フレイキーなテスト(flaky test[1])とは、ソースコードに変更を加えていないにも関わらず成功と失敗の両方の結果を出すテストです。ソフトウェアテストのシンポジウムJaSSTでのGoogleのJohn Micco氏の講演[2]などが有名ですね。 「フレイキーさ」はテストを自動化していくとついてまわる問題であり、放置してしまうといわゆるオオカミ少年効果[3]により順調なデプロイを妨げる一因になり得ます...
記事を読むContract TestをGitlab CIのパイプラインに組み込む
前回の記事では異なる採用技術の間でもContract Testによって結合性が確認できることを紹介しました。 ここまで便利に使えるということは、パイプラインに組み込んで「デプロイしても問題が起きないバージョン」のアプリケーションをデプロイするように制御してみたくなると思います。 そこで今回はPact cliツールの簡単な説明とあわせ、CI/CDのパイプラインへのContract Testの組み込みを紹介します...
記事を読む異言語間でContract Testを実施する
前回の記事でTipsを書きますと告知してから早3ヶ月となります。 これ以上ハードルを上げると小ネタといいつつそこそこのものを書かないといけないことになりそうなので、今回はPactの利点の1つである異なる言語間でのContract Testの実装例を紹介します。 前回までのおさらい # 前回までにフロントエンド/バックエンドの間でhttp通信を行うサンプルアプリを題材にして、Contract TestでAPIの結合可能性を検証可能なことを説明してきました...
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