UMTP L3認定への道 その1
お久しぶりです。小川です。
新年度が始まり、何か新しいことにチャレンジしたくなる季節。
ということでUMTPのL3認定を受けるまでの道のりを定期発信していこうと思います。
今回はUMTP認定試験の概要やL2認定までの道のり、L3認定への計画を記していこうと思います。
はじめに
#先日、UMTPのL2認定試験を受けました。
無事合格したのですが、心残りがありました。
それは受付での出来事。
受付「お名前お伺いしてもよろしいでしょうか。」
小川「小川です。」
受付「ありがとうございます。今回はゆーえむぅ...」
小川「UMTPですね。」
受付「はい、このシートにお名前とこの欄にえっとーなんでしたっけ。」
小川「UMTPですね。」
受付「はい、それを書いてください」
小川「(認知度低い、なんか恥ずかしい泣)」
私の受付前後で並んでいた方はAWSの認定試験のようでした。
おそらくUMTPの試験を受けたのはその時間帯で私だけのようでした。
UMTPの記事化を決心した瞬間です。
UMTP認定試験
#UMTP認定試験は特定非営利活動法人UMLモデリング推進協議会(UMTP)が運営するUMLのモデリングスキルについての認定試験になります。
L1からL4までの分類があり、レベルに応じて必要とされる知識体系とスキルセットがまとめられています。公式サイト参照
レベル | モデリングスキル | 説明 |
---|---|---|
L4 | 実践に基づいてモデリングを指導できる | ・L3のスキルを有し、開発プロジェクトでモデリングを一定数あるいは期間実践した経験を持つ |
L3 | 実務でモデリングが実践できる | ・拡張性や変更容易性の点で高品質なモデルを定義できる ・ビジネスモデリング、分析、アーキテクチャ設計、組み込み開発を行うための専門的な知識を備えている(分野は選択) |
L2 | UMLモデルの読み書きが普通にできる(モデリングリテラシーがある) | ・開発範囲の一部を担当し、モデリングができる ・他者のモデルの意味を理解できる |
L1 | 簡単なUMLモデルの意味が分かる | ・UMLなどを使ってモデリングを行う最低限の知識を持っている |
L2認定までの道のり
#L2認定をもらうにはL1認定が必須となります。(L1認定がなくてもL2の受験及び合格は可能です。)
L1認定試験
#こちらの問題集を解いて試験に望みました。
徹底攻略 UML モデリング技能認定試験問題集 L1(T1/T2)対応
出題数は30問で合格ラインが80%になります。
96%で合格しました。
しっかり解いて理解すれば問題はありません。
L2認定試験
#こちらの問題集を解いて試験に望みました。
徹底攻略 UML モデリング技能認定試験問題集 L2 対応
と言いたいところですが実はL1認定を受けた2年前に1週解いて試験を受けず放置していました。
最近ふとL2認定試験の存在を思い出して申し込み、前日に流し読みして試験に望みました。
出題数は24問で合格ラインが65%になります。
79%での合格でした。
業務でモデリングしているおかげでモデルの穴埋めは問題なかったのですが、知識問題にやられて点数を下げてしまいました。
知識は定期的なインプットが不可欠ですね。
L3認定への計画
#試験を受ける動機
#そもそもなぜ試験を受けようとしているのかについてはずばり学び直しです。
業務上(ソフトウェア開発においては)モデリングができることは必須のスキルとなっています。
最近はありがたいことに上流工程からモデリングする機会が増えてきました。
その中でモデルのレビューを受けるとちょっとした文法ミスがあったり、設計段階でもっとうまくモデリングしたいなという思いがありました。
L3認定を受けるための勉強で得た知識を記事としてアウトプットすることで自分のスキルをアップさせると同時にUMTPの認知度が少しでも上がるといいなと思っています。
勉強方法について
#L3の参考本は特に出版されておりません。
公式サイトにサンプル問題が掲載されていますのでそれを元に試験内容に関する知識や技術について調べ、得られた知見を記事化していく所存です。
最後に
#何パートになるかはわかりませんが、逐次記事化しながらスキルアップしていきたいと思います。
温かい目で見守っていただければ幸いです。
続編をお楽しみに。