【リベンジ達成】Google Cloud認定をついに全冠制覇!鬼門のPSOE突破と再受験のリアル

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はじめに

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これまで豆蔵デベロッパーサイトでAWS認定に関する記事を執筆し、直近の2026年3月26日には「Google Cloud認定全制覇!……まであと一歩で跳ね返されたリアルな軌跡」という記事を公開しました。

前回の記事では、約2か月の怒涛の受験ラッシュで全冠を目指したものの、最後の1つ「Professional Security Operations Engineer(PSOE)」で不合格となり、無敗記録がストップしてしまった経緯をお伝えしました。

しかしこの度、2026年4月11日にPSOEのリベンジ受験に挑み、無事に合格することができました!これにより、目標であった 「Google Cloud認定全冠」をついに達成 しました。

本記事では、鬼門だったPSOEの突破劇や、前回触れられなかった「再受験ポリシー(Retake Policy)」、PearsonVUE移行に伴う変化、そして今後の目標についてまとめます。

Information

秘密保持契約(NDA)があるため、詳細な試験内容については触れることができませんので、ご了承ください。
また記載の情報は2026年4月時点のものです。

待望の「PSOE日本語版」リリースと勉強法の見直し

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前回1月31日に受験した際、PSOEは英語のみの配信でした。セキュリティ特有の特殊なツールが扱われる上に、トラブルシューティングという複雑なシチュエーションを英語で読み解こうとしたことが大きな敗因でした。

そのため、公式の学習プラットフォームである「Google Cloud Skills Boost」を活用し、ハンズオンを通じて「まずは日本語で概念と対処法を理解する」という方針に切り替えて対策を進めていました。

そんな中、朗報が飛び込んできました。なんと 2026年3月31日にPSOEの日本語版がリリース されたのです。PearsonVUEへの移行のタイミングで日本語化される気配はないと前回記事でこぼしていましたが、まさに絶好のタイミングでの対応でした。Skills Boostでの実践的なハンズオン学習に加えて、日本語で問題文の細かなニュアンスを読み取れるようになったことが、今回の合格を大きく後押ししてくれました。

余談ですが、私が2月に英語で苦戦しながら合格した「Professional Cloud Database Engineer(PCDBE)」についても、直近の 4月7日に日本語版がリリース されました。これにより、これからGoogle Cloud認定を目指す方にとっては、 現時点で有効なすべての認定が日本語で受験できる 素晴らしい環境が整ったと言えます!

Google Cloud認定の「再受験ポリシー」について

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前回の記事では触れませんでしたが、Google Cloud認定には厳格な 再受験ポリシー(Retake Policy) が設定されています。短期間で合格を目指す上で、この待機期間は大きなネックになり得るため注意が必要です。

  • 1回目の不合格:次回受験までに 14日間 待つ必要がある
  • 2回目の不合格:次回受験までに 60日間 待つ必要がある
  • 3回目の不合格:次回受験までに 365日間 待つ必要がある

私の場合、1月31日に不合格となったため、最短であれば2月14日以降に再受験が可能でした。しかし、演習に使っていたUdemy教材の一部削除による学習方針の転換や、PearsonVUEへの移行タイミングでの日本語版リリースへの淡い期待なども相まって、結果的にしっかりと準備期間を設けて4月11日に受験する形を取りました。特に2回連続で落ちると「60日間(約2ヶ月)」も足止めを食らってしまうため、確実な準備をしてから臨むことが重要です。

見据える先は「Google Cloud Partner All Certification Holders」

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今回、私がGoogle Cloud認定の全冠にこだわった理由の一つに、 Google Cloud Partner All Certification Holders という表彰プログラムの存在があります。これは、Google Cloudの認定資格をすべて保持している方を発表するもので、Google Cloud Japanよりパートナー企業に対して公式に感謝の意が伝えられるプログラムです。直近では2025年11月にも多数の受賞者が発表されています。

将来的に自社がGoogle Cloudのパートナーとして登録されるような機会があれば、その暁にはこの「All Certification Holders」として正式に名を連ねることを密かな目標として見据えています。

最終的な受験履歴(全冠達成!)

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これまでの受験履歴の最終版は以下の通りです。

No 受験日 認定名称 略称 受験言語 結果
1 2025-09-15 Associate Cloud Engineer ACE 日本語 合格
2 2025-12-27 Professional Cloud Architect PCA 日本語 合格
3 2026-01-12 Professional Cloud Developer PCD 日本語 合格
4 2026-01-17 Professional Cloud DevOps Engineer PCDOE 日本語 合格
5 2026-01-25 Professional Cloud Network Engineer PCNE 日本語 合格
6 2026-01-29 Cloud Digital Leader CDL 日本語 合格
7 2026-01-31 Professional Cloud Security Engineer PCSE 日本語 合格
8 2026-01-31 Professional Security Operations Engineer PSOE 英語 不合格
9 2026-02-05 Associate Google Workspace Administrator AGWA 日本語 合格
10 2026-02-08 Associate Data Practitioner ADP 日本語 合格
11 2026-02-08 Generative AI Leader GAIL 日本語 合格
12 2026-02-11 Professional Data Engineer PDE 日本語 合格
13 2026-02-13 Professional Cloud Database Engineer PCDBE 英語 合格
14 2026-02-21 Professional Machine Learning Engineer PMLE 日本語 合格
15 2026-04-11 Professional Security Operations Engineer PSOE 日本語 合格

これで、現在提供されているGoogle Cloud認定をすべて網羅することができました。同じテストセンターに何度も通い詰めたため、スタッフさんにも無事に全冠達成の報告ができて感無量です。

PearsonVUE移行に伴う変化と注意点

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今回の受験から、試験配信プロバイダがKryterionからPearsonVUEへと移行されましたが、実際に受験してみていくつか大きく変わった点や気づきがありましたので、併せて共有しておきます。

1. テストセンターの選択肢増加と、日時変更の柔軟性アップ
私が受験した地域では、Kryterion時代は特定のテストセンター一択でしたが、PearsonVUEに変わったことで複数のテストセンターが選択できるようになりました。また、Kryterionでは試験日時の変更が72時間前でロックされていましたが(手数料を払えば変更可能)、PearsonVUEでは24時間前まで変更可能になったのは受験者にとってかなりの朗報です。

2. 受験システムが使いやすくなった(取り消し線機能)
PearsonVUEの試験システムでは、選択肢のテキスト上で「右クリック」をすると、その選択肢に 取り消し線(ストライクスルー)を引くことができます 。明らかに間違っている選択肢を視覚的に除外しながら進められるため、消去法での解答が非常にやりやすくなりました。地味ですがかなり強力で便利な機能です。

3. 合格後の各種通知スピードが格段に早くなった
個人的にとても嬉しかったのが、合格後の正式な通知が送られてくるスピードです。これまでは、Credlyのバッジ発行通知が「翌日6時頃」、Google Cloudからの合格確定通知が「翌々日5時頃」といったスケジュール感でしたが、これが大幅に早まっていました。

  • Credlyバッジ発行通知:翌日の6時頃 ➔ 受験の約1時間後
  • Google Cloud合格確定通知:翌々日の5時頃 ➔ 翌日の4時頃
    すぐに正式な合格を実感できるのは、受験直後の不安な時間を減らしてくれるため非常にありがたい改善です。

4. 【要注意】全冠達成後はPearsonVUEへの入り口が消滅する
これは全冠達成(すべての試験に合格)という特殊な状況ゆえの落とし穴なのですが、未取得の受験可能な試験がなくなってしまうと、Google Cloudの認定ポータルからPearsonVUEのダッシュボードへ遷移するためのアクセス口がなくなってしまいます。
これの何が問題かというと、PearsonVUEマイページにログインできなくなるため、 「領収書の再発行(メールの再送)」の手続きができなくなってしまう 点です。特に「試験を申し込んだ後に受験日を変更した」場合、最初に受領した申し込み時点の領収書と実際の受験日が異なってしまいます。後から正しい受験日が記載された領収書を取り直そうと思ってもポータルに入れないため、会社の経費精算などで困る事態になりかねません。

なお、日本のインボイス制度に対応した「適格請求書発行事業者登録番号」入りの領収書については、PearsonVUE側から別途発行が可能な仕組みにはなっています。

ちなみに、同じくPearsonVUE経由で配信されているAWS認定のポータルでは、既に取得済みの試験からでもPearsonVUEのダッシュボードへ遷移できるためこの問題は起きません。単純に私がGoogle Cloudのポータルで別のアクセス手順を見落としているだけかもしれませんが、もし現在の挙動が仕様であるなら、ぜひGoogle Cloud側にもAWSと同様の改善を期待したいポイントです。

5. 【小ネタ】認定証や有効期限の日付が一時的に米国時間(前日)になる
PearsonVUEへの移行による影響か、試験直後に発行される認定証の取得日や有効期限が、システム上で一時的に米国時間ベース(前日付)で登録されることがあるようです。今回、私は日本時間の「4月11日」に受験して合格したのですが、試験当日に発行された認定証は「4月10日」と1日ズレて記載されていました。ただ、翌日になって改めてシステムを確認したところ、正しい日本時間の日付(4月11日)に自動で修正されていましたので、もし皆さんの中で受験直後に日付がズレてしまっている方がいても、慌てずに翌日まで待ってみてください。

おわりに

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AWS認定に続き、Google Cloud認定の全冠も達成することができました。

実は、一つだけ未取得となっているAWSの最新認定「Generative AI Developer - Professional (AIP-C01)」が4月14日に正式リリースされるため、4月16日にそちらの受験も予定しています。この認定は以前ベータ版で受験して悔しくも不合格となっているため、私にとってはAWS側での 「リベンジマッチ」 となります。無事に合格できれば晴れて「AWS&Google CloudのW全冠達成」となりますので、その際はまた別の記事でご報告できればと思います。

今回、両方の主要クラウドを深く体系的に学んだことで、マルチクラウド環境での設計・提案力が一段と引き上がったと感じています。今後は、この経験を活かして 「AWSとGoogle Cloudのアーキテクチャや思想の違いを対比する記事」 なども積極的に執筆していく予定です。

一方で、短期間にこれだけの認定を一気に取得してしまったため、 「2年後に一斉に大量の更新ラッシュが押し寄せてくる恐怖」 に早くも震えていたりもします。実は昨年、AWS認定でも同様の更新ラッシュを経験したのですが、AWSには「上位資格を更新すれば関連する下位資格も自動更新される」という素晴らしい制度がありました。Google Cloudには残念ながらその制度がないため、 下位資格も含めすべての認定を一つずつ再受験して更新 しなければなりません。一応は「再認定用の簡易試験(Recertification)」が用意されるという救済措置はあるものの、全冠を維持する道のりを想像するだけで震えが止まりません(笑)。

そして、AWS、Google Cloudと来て、ふと頭をよぎるのは…… 「さて、Azureはどうしよう?」 という問題です。実はAzureに関しても入門資格である「AZ-900」だけは4年前のAWS認定挑戦中に既に取得済みであるため、3大クラウド制覇の道がうっすらと見えてしまっている気もしますが、先述の恐怖の更新ラッシュを考えると少し足踏みしてしまうところです。

ひとまずは、私のGoogle Cloud認定全冠挑戦記はこれにて完結です。これから認定に挑戦される方の参考になれば幸いです!

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