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Kubernetes v1.24がリリースされました

| 2 min read
Author: noboru-kudo noboru-kudoの画像

2022/05/03 Kubernetesのv1.24がリリースされました。

k8s v1.24 logo

詳細な変更履歴はこちらで確認できます。
以下個人的に大きいと感じた変更点についてまとめてみました。

Dockershim削除

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今回のリリースで一番の目玉はやはりDockershimの削除でしょうね。
v1.20でDeprecatedになったDockershimが削除され、v1.24以降はコンテナランタイムとしてDockerは使えなくなります。

規定路線としては、Docker自体もコンテナランタイムとして利用しているcontainerdにスイッチすることです[1]
あまり聞いたことはありませんが、Dockerに依存しているコンテナイメージを利用している場合はcri-dockerdという選択肢もあるようです[2]

全てのサポート対象のコンテナランタイムは、公式ドキュメントを参照してください。
また、Kubernetesの公式ブログにも背景や移行についてまとめられていますので、ご参考ください。

Beta機能がデフォルト無効に

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今までBeta機能はデフォルト有効でしたが、無効になります。
ただし、新しいAPIが対象で、既存のBeta機能(アップグレード含めて)は引き続きデフォルト有効です。
以下を見ると、v1.24時点でBetaになったものは、まだデフォルト有効のようです。

v1.25以降のBeta機能を試す場合は、コントロールプレーン側でFeature GateをONにしないと有効にならないので注意が必要そうですね。

gRPCのProbe追加(Beta)

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Liveness/Readiness/Startup ProbeでのgRPCサポートがBetaバージョンとなり、(今回は)デフォルト有効化されました。
gRPCを利用するAPIで活躍しそうです。

Image Credential Provider(Beta)

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コンテナレジストリからイメージをPullする際に、認証情報を動的に取得するImage Credential ProviderがBetaに昇格しました。
Beta機能ですが、こちらも今回はデフォルトで有効になっています。
これを適切に設定すれば、Secret等で認証情報を管理する必要はなくなりそうですね。


  1. EKS on Fargate等、v1.24以前に既にcontainerdがデフォルトのコンテナランタイムになっているものもあります。 ↩︎

  2. MinikubeはDockerを選択するとcri-dockerdが使われているようです。 ↩︎

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