豆蔵社員のリモートワーク環境ご紹介 その3 体に優しい環境を求めて

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はじめに

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事業部長の無茶振りがついに私にも回ってきました。社員のリモートワーク環境紹介の3回目です。と言っても「2回目」とやや似たような環境になっていますので、選定の経緯などを参考にしていただけたらと思います。

筆者の働き方

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普段は顧客のオフィスに出勤しそこで業務に就いていますが、コロナ禍により顧客がリモートワークになりました。顧客オフィスにあるPCに会社支給のノートPCからリモートデスクトップにより接続しつつ、豆蔵チーム内ではZoomやTeamflow、Slackによりコミュニケーションをとっています。

また、妻もシステム業界に従事しておりリモートにて業務を行っています。

こだわりポイント

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とにかく長時間の座り仕事であるため、体への負担が大きく、それを如何に低減させるかという点が私の環境の主目的となっています。

全体像1

全体像2

(1) マウス

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トラックボールのエレコム DEFT PROを使用しています。

リモートワークは直接関係無いのですが、スクロールにマウスのホイールを多用していたところ、人差し指が腱鞘炎になってしまいました。それを解決すべく、トラックボールの使用を考え
ロジクール M570ロジクール MX ERGOも使ってみたのですが、親指で操作するタイプは親指への負担が大きく、今度は親指が腱鞘炎になりそうになってしまいました。
エレコム DEFT PROは人差し指や中指、補助的に薬指も使いボール操作が可能なためこれに落ち着いています。
ただしボールの滑りがロジクールに比べると良くないため、フッ素樹脂コーティングスプレーを使っています。

(2) キーボード

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Realforce R2のR2TLSA-JP3-BKを使用しています。

豆蔵に転職した当時、同僚に「キーボードにはこだわるべきッスよ」といわれたので、なるほど豆蔵社員になるというのはそういうことなのか(※違います)と、早速Realforceのキーボードを購入し、それからは現在も愛用しています。基本的には日本語配列のテンキーレス、静音モデルを使用しています。

当初は91UBKや91UBK-S(91UBKの静音モデル)などの変荷重(キーにより荷重が異なる)のモデルを使用していましたしたが、R2TLSA-JP3-BK(荷重30g)を使用したところ30gという軽さに馴染んでしまい、今では変荷重は重くて使いずらい状態になっています。ただキートップの刻印が難点で、ひらがな刻印が無いのはスッキリして良いのですが、刻印が黒地に黒文字なので見えづらく、なんちゃってタッチタイピングの私には辛いところです(特に数字や記号。キートップ替えようかな)。

(3) イス

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LOWYAのメッシュタイプのオフィスチェアを使用しています。

コロナ禍で急遽リモートワークが始まりましたが、自宅に仕事部屋は無く、椅子も机も無い状態でしばらくは食卓で作業していました。しかし、何日もリモートワークが続くことで姿勢の悪さから体が悲鳴をあげ、ついに机、イスの購入を検討し始めました。
とはいえ、いつまでリモートワークが続くのか分からないため出来れば予算を抑えたい、との気持ちから、Amazonでそれっぽいイスを買ったのですが、油圧の不良なのか座っていると徐々に高さが下がってしまう、という代物でした。これは腰によくありません。

ということで改めて探したのがコレ。座面がメッシュで蒸れにくく、ヘッドレストもランバーサポートもついているという優れモノです。

なお、最初に買ったイスは不良ということで返品できたのですが、返送のための梱包が大変でした。イスが入るような段ボールなんて売ってないし。あり合わせ段ボール継ぎ接ぎしてガムテープでグルグル巻きにして返送しました。運送屋さんごめんなさい。

(4) 机

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ニトリの組み合わせデスク「プレフェ」の天板(幅118×奥行59×厚さ3cm)にFlexispot EJ2の脚を着けています。

元々は、とにかく机が欲しい(「イス」参照)ということで、近所のニトリへ行ったのですが、そこで在庫や値段の関係から組み合わせデスク「プレフェ」を購入しました。これは安い上にサイズも品質も問題無く非常に気に入っていたのですが、微妙な高さの調整が出来ない点だけが難点でした。脚の下に下駄をはかせるようなものも試しましたが、やはり、細かい調整ができません。これは腰にも良くなく、腰痛や肩凝りの原因にもなります。

そんな時、事業部長同僚がFlexispotを使用していると聞き、また、ちょうどセールもあったことでEJ2の脚だけを購入してみました。

プレフェの天板にも着けることができ、ミリ単位での高さ調整ができるので、最適な高さが実現できます。また、ギックリ腰になった時(このページを書く1週間前)も座り続けることが辛かったですが、Flexispotにより立ち作業に切り替えることもできたのは有難いです。

(5) ディスプレイとディスプレイアーム

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ディスプレイはリモートワークが始まってすぐに導入しました。ノートPCのディスプレイでは作業に堪えないためです。またディスプレイのスタンドやノートPCがあることでキーボードの置き場所の自由度が失われることから、ディスプレイアームノートPCトレーを導入しました。特にノートPCトレーは、ノートPCを浮かせて、その下のスペースを有効利用できるのでお気に入りです(私はトラックボールを置いています)。

(6) 有線LAN

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当初は無線LANを使用していましたが、速度が出ないため有線LANに変更しました。ただし、光回線の終端装置やルータの位置と作業場所が離れているため、近くの電源コンセントの位置までLANケーブルを通すようにしました。最初は業者にお願いしようと思いましたが、先方が忙しいのかなかなか連絡がとれず、自分たちでやってみるかとDIYしました。やればできる子。

lan

(7) 退避部屋とUSBハブ

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最初に書きましたが、妻もリモートワークをしているため、会議のタイミングが競合してしまう場合があります。そんなときのために2階にもう一つ作業場所(普段は物置)を設けました。ただ、2階に移動する度に電源、マウス、キーボード、ディスプレイ、LANケーブルなどの複数のケーブルを抜き差しするのは面倒です。そこでこれらを備えたUSBハブを使用し、これを抜き差しするだけで移動が完了できるようにしました。PD給電ってステキね。
ただ、退避部屋のキーボードは以前使っていた変荷重のものなのでAll30gに慣れた私の指には辛いです。買い換えようかとも思いますが、利用頻度が低いため実現には至っていません。

USBハブ
※ ノートPC下からの写真。メインでは純正の電源アダプタを使用しています。

(8) その他

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実はディスプレイの裏にはHDMIの切り替え器があります。これはPS4との接続を切り替えられるようにするためで、主に息子(Switchを使用)とマイクラで遊ぶのに使用しています。

PS4

今後

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今後は以下のような野望・改善点があります。スペースと予算が許す限り対策を進めたいと考えています。

  • ディスプレイが小さいので大きくしたい。ウルトラワイドモニター欲しいなぁ。
    • 32:9なんて高いのじゃなくて21:9で十分
  • ディスプレイ大きくすると机が狭い。もう少し広くしたい。
  • キーボードのキートップを、刻印が見えやすいものに替えたい。
  • インコが飛んできて邪魔するんですが、どうしたらいいですか?

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